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密室×武侠×百合。
登場人物の名前は読みづらいが人数が少ないので整理がしやすい。江戸川乱歩賞受賞作ということでデビュー作を読ませていただいたのだが、先が気になりぐんぐん読めた。
特殊設定ミステリではあるものの、武侠物としての概念が特殊な設定になっているだけで、意外とすんなり世界観に馴染める。
物語の舞台となる宋という時代や敵国の金国など、あまり知らないことを学ぶきっかけになったし、何より面白かったので、次作も期待している。
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江戸川乱歩賞受賞作!
その名に恥じない作品でした!!
特殊設定ミステリー之新たな挑戦!?
武侠の要素を上手く取り入れた傑作!!
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二つ名を持った江湖の住人達が飲み食いしたり気を放ったりする南宋武侠百合サスペンスだった。とても充実した。
エピローグで国破れて百合あり、ってなる展開になるはずが南宋が豊か過ぎるせいでなかなか滅ばないのが面白かった
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私は本書にて「武侠小説」なる存在を初めて知った。ただ、本書は武侠小説を基軸としているが、なかなか盛りだくさんな設定を詰め込んでいるハイブリッド小説でもあった。しかし、この小説を機に武侠の世界に身を委ねるのも悪くない。そう思わせてくれた良き物語との出逢いだった。