紙の本
いかにもモーニングのマンガです
2004/11/23 23:25
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
少子化の時代を迎えて、昔に比べて進学とか受験というものが変わってきているとは聞いている。睡眠時間が四当五落とか三当四落とか言っていたのが嘘のようだとか。入学試験の内容や方法もずいぶん変わった点もあり、子どもに自分の頃の経験を話しても通用しないということとか。それでも、やはり受験勉強と言われるものがあり、進学塾は流行っているし、いったい何が変わって何が変わっていないのか、よくわからない。
と思っていたら、このマンガだ。私の住んでいる地域の某進学校で密かに(?)ベストセラーらしい。学生だけでなく親までも知っているし、この第1巻にはあまり出て来ないが、この作品に出てくる参考書などを順に買い漁っていくという話も聞いた。そうか、やっぱりこうまでして東大を狙おうと思うんだね、という感じだ。
話は三流の経営難の高校の再建に乗り出した弁護士が、三流高校生を東大に合格させると豪語し、そのための受験テクニックを披露していくというもので、そこに話に乗ってきた二人の高校生のそれぞれの家庭の事情や弁護士自身の野心が絡んでいるのだろうというところがこの第1巻で語られていく。そういう意味ではこれはイントロダクションで、第2巻以降に期待(?)すべきなのかもしれない。だが、当面語られている受験テクニックはことさら新しいものでもなさそうで、昔の予備校でもこれくらいのことは言っていたよなあと思う。むしろ話をおもしろくさせそうなのは高校生の家庭の事情だが、それぞれの家庭の事情だけではたして東大を目指そうと本当に思うのだろうか。なんだか説得力に欠けるというか、ありがちな話のようにも思える。
これで絵がきれいならば許せるが、いかにもモーニング系といった画風で、少々読みにくい感じもする。
モーニング系ということで言うならば、ある意味で現代社会の問題を取り上げているという点でもいかにもモーニングらしいマンガだ。
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この前、近所の本屋で立ち読みしていた高校生男子が「この連載ペースじゃオレの受験に間に合わねぇ!」と憤慨してた。頑張れ東大受験生。
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偏差値40未満高校から現役で東大合格を目指す。東大受験にチャレンジするのは、水野と矢島の二人。それぞれ家庭に問題をかかえる生徒です。
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10年ぶりぐらいに自分のお金で少年漫画買った。
ドラマが面白かったからずっと読んでみたかったんだけど、少年漫画の探し方わからなくて、本屋でどこのあるのかって超探してしまった。
異空間、少年漫画ゾーン。
無駄に夢ばかり描いてしまう少女漫画は当然卒業。
冴えない主人公が人気者の美男子と落ちる恋、駄目生徒が東大を目指す漫画的発想は同じでも、後者は現実をちゃんと踏まえた上。漫画なのに説得力アリ。もし、今高校生だったら何にでも影響されやすい私は「私、東大に行く!」って本気でいちゃいそう〜。
でもこれは受験生じゃなくても、人生の教訓を学べる。
ただ漠然と毎日を過ごすんじゃなくて、常に何か意味を考えて生きようって思える一冊。
そうだ、外見に惑わされずちゃんと考えよう。
なんだか勉強がしたくなってきた。
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お馬鹿な高校生たちが突然、東大を目指すことになって・・・。桜木先生らの教える勉強法は、役に立ちます。
ドラマがきっかけで読みました。
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何事も分析力が物を言うって感じがするマンガです。
受験生の母としては、もちろん11巻までそろえましたが、マンガの方は、なかなか入試本番まで行かず結果が見えないので、ちょっと興味が薄れるところ・・・
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東大に入るだけではない。この本が言いたいことはただ東大に入ることではない。人間の本当の生きる力、考えることを見につける方法が満載である。
それが備わっている子供の先に東大がある。
また、子供だけでなく親に読んでいただきたい。子供をどう育て行けばいいかとてもためになりますよ。
大学関係ない人も人間力を高めるヒントがごろごろしてます。
ぜひ読みましょう。
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また・・・週末に一気読みをしてしまいました♪だんだんのめりこんでしまうので ががっとまとめて!漫画なんだけど子育ても考えさせられちゃう一冊です。
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そもそもは「学校教育」と「学校経営」がテーマ。外部から見たからこそ、新鮮で切り口鮮やかな批判が展開されています。
受験ノウハウだけではない、経営書としてのドラゴン桜も十分楽しめます
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三年越しで小生の赴任している高校の図書館に入れてもらえることになった。少しでも勉強に目覚めてもらえればいいけどなあ
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最新刊まで読んださ。いやーこれはこれで面白いよな。ただ一つ思うのは、このマンガって東大生じゃないとそんなに面白くないんじゃないか。だって東大に入るためだけに有効なことばっかり書いてあるもん。これ読んだら東大への道は多少近くなる(と俺は思う)が、早慶合格にはほとんど役に立たない。講談社の東大生が、東大生と東大を受ける受験生にとって面白い内輪ものを作りながら、東大入試の種あかしというセンセーショナルなテーマでもって他の読者もついでに(と言いながら販売数的には当然こっちが大事なわけだが)読ませているような感じがする。つまり、芸人の楽屋オチ話を一般視聴者が聞いて笑っているような構造。面白いんだけど、面白さを100%は理解できない感じ。などというと、反感を買いそうだが、売れているのは少し変な感じがする。でも、東大を目指す人なら読んで損はない。東大生にとって当たり前のことばかり書いてあるが、逆に言うと気づけなかった人が落ちることも結構書いてあるわけだから。もちろん全部が全部納得できることばかりではありませんが。
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なんとなく読み始めたら面白い!
結構、ズバっとそういうこと言うのかよ!
ってことを言ってくれるので、目が覚めます。
全部が全部「そうだな!」とは思えないけど、色々な考え方が吸収できるいいマンガです。
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ドラマが好きだったので漫画も購入。絵は苦手だが話としては惹かれたり頷ける部分も多々。私の中の原作はお金がなくて4巻ぐらいで止まっているが。
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テレビドラマとかにもなった「ドラゴン桜」です。
実は、通して読むのははじめて。
けっこう、このマンガが出てきてから、今まで無名だった高校から東大に合格する子どもがでてきたりとしたそうです。
まぁ、時代とマッチしていたというのは、あるのかもしれません。子どもにとっては、こうやってマンガで語られていることって、けっこうリアリティがあるしね。けっこう、マンガにかいてあることって、マネしたりする。
そういえば、昔、「東大一直線」ですら、マネされていたんだし(笑)
「キャブ翼」があってサッカー強くなったりということは、けっこう実際にあるんだと思います。
まあ、東大に入学した子たちが、それを素直に認めるかどうかは別にして。
連載では、毎回、最後に「今日のポイント」みたいなのがかいてあったと思うのですが、コミック版はないのですね。けっこう残念です。
そういえば、これを読むキッカケになったのは、
古典は、「あさきゆめみし」で勉強しろ。
といお話です。
わたし、本当に「あさきゆめみし」を読んでいたおかげで、高校、大学の古典は、助かりました。
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学校中心の生活、大人に従う、利用する。
すべてを自分のプラス要素にする・・・。
自分の神経を刺激してくれます。
落ちこぼれの学生が東大受験をすることが話のメイン。
個人的に論理的な考え方や、物事の準備の仕方を自分なりに理解し、応用している。
初めのほうの桜木の言葉、「悔しかったらルールを作る側になれ!」が印象に残った。