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途中までは想像通りの展開となったが、最後の最後でやられた感が。
これは、読む人が想像する余地を残したということなのか?
それとも、文章を素直に受け入れればいいのか?
ちょっと迷うけれど、この終わり方こそが面白いのかなとも思う。
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昨年は、コレといったBestな作品に出会うことが無かった。
私的に新たな作品に出会うべきと考え、衝動買い。
と言うか、タイトルが変わってて手に取ってみた。
死神が主役なのか、死んだ(死んでる)人が主役なのか…。
テンポが有って、すらすら読めた。
最後のオチがベタ過ぎる気もするけど、面白かった。
'15.01.12読書完了
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性格は大きく違うけど、人間社会の常識が通じないシニカルな死神という点から「死神の精度」の千葉を連想。(あちらは天然、という感じですが。)
その他、生きることを辛く感じていた主人公が、死に面した人たちを見てその大切さに改めて感じ入るとか、設定的なところでの斬新さはあまりなく。
お話自体は可もなく不可もなくな印象。セリフが多いためか、サクサク軽く読み通せたのは良ポイントでした。
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登場する死神はイマドキ風なノリで、ライトにテンポよく読み進められるも、そこはやはり死神、“生”と“死”については真理や事実をドライに甘い考えをばっさり一刀両断に。まさに正論なので時を漫然と過ごしている我が身としては耳が(目がw?)痛い。死を扱ったにしては単純にお涙頂戴にもならず、なかなか良かったと思います。
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話のテンポは軽やかだけど、生と死のテーマだけに内容は重い・・。軽く読む分にはいいけど、沈んでるとき読むと・・・・
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梶くんが自分と似てて余見の言葉が結構刺さる...
読み終わった後の自分の手の冷たさに驚いた(冷え症)
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終始サラサラと読み進められた。
死神がいくら格好良い描写でも
惹かれなかったのは、
自分が熱いオトコ好きだからなんだろう。
今を大切にしよう
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死神さんの言葉がぐさぐさ刺さるなあwww 会話のテンポがいいので読んでいて楽しかった。重たくなりそうな内容ですが、最後まで読めました。実際はどうなんだろうなあ……。
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死神の精度 のラノベ版????
とりあえずアオリに「前代未聞!」とか使うは、どうかな…
伏線がすごくあからさまで、途中から展開分かってしまったのが残念でした…
梶くんはすごく誰にでも思い当たる負の部分(ネガティヴ人間だけかな?)を背負いまくってるので、「あっ心が痛む!!」って思いました。
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若い人にも、私のような平均寿命をとっくに半分以上過ぎた人にも読んでほしい作品。
私がこの10数年読んできたのは榎田ユウリ作品より榎田尤利作品の方が圧倒的に多いのだが氏の作品は読むと必ず何かメッセージを残してくれる。
この作品は終始「人は必ず死ぬのだよ」と繰り返す。人は死ぬのは当然の事だし、自然の理で誰も抗うことも覆すこともできない事実だ。
しかし死が10年先か1年先か、明日か、1分後なのか。誰も分からないのに自分の事だと思っていない。それは多分ずっと先の事だと私達はなんとなく思いこんでいる。いや、思いたいのだ。できれば死の瞬間まで自分の死には触れずにいたいのだ。(たとえ墓や葬式の心配はしても)
必ず来る自分の死を受け入れられないから、生きることも中途半端なのだ。したい事、しなくてはいけない事を怠惰に先延ばししている内に死は目の前に迫っているかもしれないのだ。
主人公の梶は最後の最後で生き抜いたのかもしれない。それは死神の気まぐれだったのか死神の上司の采配だったのか。色々想像できるけれど、ラストのエピソードがなかったとしても私は梶はちゃんと生きたのだ思うことができた。
梶は死神の手伝いをしながら人の死に向き合い、自分を慈しんでくれた人達の思いを受け取っていた事を知り、死んでいたけれど生き抜いたのかもしれない。そう思う。だから読み終わって、ひどく切ないけれど救われた思いがするのだと感じた。
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ざっくり言えば、ニートが死神と出会って何やかやあって脱ニートしようとする話。
途中でオチが読めてしまったのとエピローグは必要だったのかなというもやもや感で評価は星3です。
キャラクターはまあ面白いんだけど内容があっさりしすぎてて拍子抜けした感じかな。
エピローグのせいでラノベとも一般文学ともつかない中途半端な印象。
どちらかに突き抜けてほしかった。
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「私、死んでいるの?」「はい。ご愁傷様です」
梶真琴(かじまこと)が、喫茶店で耳にした不可解な会話。それは、保険外交員風の男が老婦人に契約書のサインを求めている光景だった。男は、死んだことに気づかぬ人間を説得する「死神」だと宣(のたま)う。漫画家志望で引きこもりの梶は、なかば強引に死神業を手伝わされることに。最期を迎えた人々を問答無用であの世へ送る、空前絶後、死神お仕事小説! ――あなたは、死んでいないと言い切れますか?
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”ここで死神から残念なお知らせです。”榎田ユウリ著 新潮文庫nex(2014/12発売)
(イラスト:THORES柴本)
・・・梶真琴が、喫茶店で耳にした不可解な会話。それは、保険外交員風の男が老婦人に契約書のサインを求めている光景だった。男は、死んだことに気づかぬ人間を説得する「死神」だと宣(のたま)う。漫画家志望で引きこもりの梶は、なかば強引に死神業を手伝わされることに。(公式サイトより)
・・・予想通りの展開から予想通りのラストへ、と思いきや予想外のラストでした。
読後感の良い作品でしたが、ちょっと死神の傍若無人さが鼻についたか。
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行きつけの喫茶店にて、ふと聞こえてきた会話。
それが、死神と出会うきっかけになってしまった。
確かに、これだけ聞いたら詐欺師。
しかし現実(?)はさらにすごい状態。
この濃い状態が何と2日間だというのに
最後の方で気がつかされました。
濃すぎたせいでしょうか…。
そして最後。
そういう落ちか! と思ったら…まさかの2度目落ち。
どこからが本当で、どこからが嘘なのか、と
ひっ捕まえてがくがく揺さぶりたい状態でした。
出てくる…というか、進行役? が死神なので
ものすごくドライです。
さくさくです。
そのわりに、漫画への食い付きが素晴らしいです。
とはいえ、関わりないもの、と区切ってしまったら
人間だって、結局こんなものです。
そんな人間である主人公は、ちょっぴりと
人とかかわってレベルアップした状態?
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半引きこもりのオタニートの主人公が、イケメンで毒舌な死神の助手をするお話。
言い訳ばかりで大切な事から目を背ける“人間”に対する、死神のセリフが容赦ない。“明日死ぬとわかっていたらすることを、今日という日にすることはない”ー本当にその通りだなと耳が痛い。
途中までは予想通りの展開だったけど、ラストは予想外の展開。ライトな感じで読みやすいけれど、死を扱ってるだけに意外と重くて、生き方とか死に方とか、いろいろ考えさせられる。