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タイトルに惹かれて読んでみましたが、個人的な評価としては「微妙」でした。設定上仕方がないけれど、登場人物に好感が持てなくて(死神は美形だけど毒舌すぎるし、主人公は根暗な引きこもりだし)、いまいち面白いと思えなかったんですよね。
死について、そして生き方について、考えさせられる場面もあったんだけど、なんだか弱いというか、揺さぶられるほどではなかったかなー。
「死神」キャラなら、私はやっぱり伊坂幸太郎さんが描く千葉さんが好き。
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かるーい、ゆるーいファンタジーです、花と夢的な、、
引きこもりの主人公が遭遇した死神は容姿端麗でうさんくさい人物。死神のアシスタントとして人の死を短編的に見ていきます。
個人的には軽すぎて中味がスカスカに感じてしまいました。
今風で悪くもありませんが
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なんとなくタイトルからして面白そうだなと思って読んだけどまあまあ。ラストのオチを含めもっと面白くなりそうな題材なのに惜しい、という感じでした。
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全く予備知識なしにジャケ買い(^ ^
死に神と、死に神に翻弄されるニートの
キャラクター設定が秀逸(^ ^
また死に神の能力や「設定」が細かく気配りされていて、
突飛な話ではあるのに素直に楽しく読めた。
「最後に父に送るメール」も、シャレが効いてる(^ ^
エンディングは、救いがあるような無いような...(^ ^;
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電車を待つ間に読みたかったので、表紙買い。
主人公はニートで、引きこもりで、妄想万歳な超ダメダメな感じの男。その男の前に「死神」なる者が現れて、彼に「自分の仕事を手伝え」といって、「死んでいるのに自分の死を自覚していない死人に、死を自覚させるサインをもらう」仕事をさせる。
なんとなく途中で先が見えちゃうんですけどね。人間っぽい感情をもつ「ニートの男」と、全くそういう感情に頓着しない「死神」とのやりとりがテンポよく、あっという間に読めます。実際にニートで引きこもりで妄想上等!の人には、きっつい言葉も書いてあるので健康な人向けです。
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割と設定は好みだけど主人公が良くも悪くも嫌すぎる
森絵都さんの「カラフル」や伊坂幸太郎さんの「死神」シリーズに比べると読後感が悪いなぁ、と
あえてこの二人とは違う印象の話にしようとして失敗している感じがしないでもない
文章は読みやすくて途中まではどうなるかはらはらしたけど、なんかがっかりな印象
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新潮文庫nexとは、創刊100年で贈る次世代ラインナップのレーベルだそうです。つまり、ラノベから文芸へと誘導したい策なんですね…
毎日何もしてないニートオタの梶の前に突然現れた、とってもドライな死神の余見。
彼はいろいろある死神モノ作品の中で、一番辛辣なことをぽんぽん言ってくるキャラでした。
梶はほんとにダメダメな性格なんだけど、その言動が何となく自分にも思い当たるフシがあって嫌なもの見ちゃった感がハンパなかったです…
自分の生き方と照らし合わせてしまいました。
今日やれることは今日やるべきですね。明日やれることも今日やったほうがいいです…
これ読んだら明日やればいいやとか思えなくなっちゃいました。
榎田作品にはジャンルにかかわらず「死」を主題にしたものが多くありますが、この話はそんなセンセの死生観が良く出ていると思います。
ラストのまとめ方は、きっとシリーズ化見越してのカタチだと推測。
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身につまされる……。
という個人的な呟きはさておき、ものすごい山場があるわけでないなりに始終次の展開が気になってなかなか読むのを中断できないお話。一気読みしてしまった。
話のオチというか仕掛けというかの部分は途中で想像がついてしまったので特に意外性はなかったけれど、そこに至るまでの過程とその後のもう一捻りが面白い。
主人公の梶は意気地がなくて行動力もなくてそのくせ妄想は大得意でとても駄目でどうしようもない奴。でも憎めない。自分が彼に少し同情してしまうからかもしれない。駄目だけど根は善良でいいやつ。
そして死神の余田もまた、「これはひどい」と言いたくなる言動だけど憎めない。死神にはまったく同情出来ないけど何故か憎めない。酷いけど不思議といいやつ。でも酷い。人間とは異なる倫理概念で生きてるんだからそりゃ当たり前だけど酷いんだこの死神。そして酷いけど振り返れば仕事ぶりは的確だった……。
一冊ですっきりとまとまったお話ではあったけれど、普段は遠い概念である「死」について実は常に傍らにあるのだと感じさせられる作品。読み終えた後で後回しにしてたあの用事片付けなくちゃな、と思わされた。
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http://takotakora.at.webry.info/201603/article_2.html
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短編オムニバス。
主人公の目の前に現れた奇妙な死神と一緒に、「死んだのに死んだ事に気付いていない」人々を案内していく。
死神との組合せは珍しくもないが、おたくで引きこもりの主人公のキャラがリアルで、会話の掛け合いがとにかく面白い。
淡々としているようで暖かいお話だった。
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榎田さんは魚住くんシリーズを読んでいましたが、新しいレーベルに登場したと知り読んでみました。(魚住くんはBLものです)
死神お仕事小説って感じですが、死んでるのに生きてるってのが面白いとこだと思います。
主人公ニート梶真琴くんのダメダメさが憎めず一気に読めました。
美少年を描くのはさすがだなと思った!
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「残念ながらあなたは死んでいます」
死んだことに気づいてない人たちに、事実を伝え説得する。
そんな死神の仕事を手伝うことになった引きこもりの主人公。
現実から逃げてばかりでいたが、死にゆく人たちを目の当たりにし、少しずつ変化が・・・。
一般的な死神のイメージとは異なる死神。
外見とかもそうですが、仕事?内容がユニークです。
死んでいるのに気が付かない。
死んでいるのに納得しない。
その理由は人それぞれで。
重たいテーマなようですが、引きこもりで現実逃避が激しい主人公と、緊張感にかける死神のキャラクターのおかげで、重たさはなく。
読みやすかったです。
結末が意外でした。
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「残念ながらあなたは死んでいます」
死んでしまったこと気が付かず普通の生活を送る人に
引導を渡す役割のイケメン死神
ニートでひきこもり、妄想全開!の主人公が
何故かアシスタントを務めるハメになり。。
いくつかの「死」を見たあとに、主人公が行きついた
衝撃的な事実は。
全体に漫画チックな小説。 アニメ化にむいてるかも?
ラストのっひとくだりは、個人的にはいらなかったかなぁ
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読みやすく上手くまとまっていたと思う。
会話のテンポも丁度よく、死神と主人公の掛け合いも面白い。
たぶんこうなんだろうな、と思っていたことがやっぱりそうで、だけどそのふせんも自然でスムーズに読める。
「ほとんどの人間はね、『言いたいこと』しか言わないんだよ。『言うべきこと』じゃなくて『言いたいこと』ね。あるいは『言っても言わなくても、どうでもいいこと』そういう人は嫌われないよね。害がないし。だって『言うべきこと』ってだいたい耳の痛いことだから」
「遅いんだ。なにもかも。なんできみらはいつもそうなの?自分はやれたのに、やらなかったことを、終わってから嘆くの?人間ってのはね、いつか自分が死ぬことを理解している唯一の生物だよ。だから言葉を得て、智恵を繋ぐことを覚えた。文字を発明して、書き残すという手段を使った。先人たちはみんな言ってる。人生は短い、だから為すべきことを為せって言ってる。なのに理解していない。明日死ぬとわかっていたらすることを、今日という日にすることはない。一番大切なことを、いつも後回しにし続ける」
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榎田ユウリさん網羅しつつある(笑)
うーん主人公が共感できちゃうからやだ(笑)
死神はかっこいいんだろうけどなんか軽いし
あんまり好みじゃないかな
イイハナシ系はあまりすきじゃない