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短編集。表題作は小野塚の作品の中で一番好きな作品。男であること、女であることを深く考えさせる。どのお話も好き嫌いは分かれそうだが、好きなひとには本当にくる作品ばかり。
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まごころくん/初めまして/飯事/ロールスロイスラジオ/中学3年生/安達ヶ原episode1/安達ヶ原episode2/グリッターオアシス
どれもおもしろかった。小野塚カホリの描く女の子はみんな本当におんなのこってかんじでかわいいんだ。話はいろいろだけど。
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「飯事」と「中学3年生」がすきです。っていうとすごく問題がありそうだけど…!その純度の高さとか、直向さとかっていうより、言葉なんて交わさなくても人のことは解るし恋は出来るよなあってきゅんとします。特に異性に対しては言葉で理論武装しがちだしさ、そういうのが無い関係って清らかにさえ見えてしまう。
小野塚カホリの短編集って一冊ごとに作品の共通点があることが多くて、これはどうにも『見透かす』というオチの漫画が多かったなあ。特に後半。
このラインナップだと「初めまして」がちょっと異作な気もする。私だったらこの作品ラストに持ってきたな。なんでこの順番にしたのかな?
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まごころくん――なんだろう、品がない。女の子が「食った」とか言うの好きじゃない。えーたんの顔つきが好き。
初めまして――初めてのお話。なんか普通。ヅッカ氏が描く必要あるのかな。同じテーマでももっと魅力的にできたんじゃないかな。嫌いじゃないですけども。
飯事――えろす。血赤さんご。
ロールスロイスラジオ――暴力。生理。「今 生きてるだけでもしんどい」とか、お前だけじゃねえよ。
中学3年生――こういう娘を描くって、色々と難しいんじゃないのかな。特に性的対象にするというのは。こんなご時世、実際にニュースで見聞きしそうな話で、あまり好きじゃないです。でも何だかんだ女の子のほうが頭がよくて強かってのはすき。
安達ヶ原――先生の家庭環境とか、必要だったろうか。だから何、と言われると私も困りますが、だから何。陽子の眼つきがいい。
グリッターオアシス――爽快感と虚無感。むなしい。
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ここにある美しさを、なんと形容したらよいのか、
初めて読んでから、もう10年近く経つのに、いまだにわからない。
血赤珊瑚、離れの庭、うつくしいうなじ、おんなのにおい。
どれも刹那にだけ、存在したのでした。
小野塚さんの世界観。