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以前読んだ 痴人の愛 では軽く引いたんですが、この本は割と気に入ってます
SMが過ぎると言うか、あまりに酷過ぎるもの(この本では 少年 ですかね)はやっぱり苦手ですが、谷崎氏はそれだけじゃなかったんですね。特に 秘密 が好きです。
借り物ですが、 秘密 の為に自分で買ってもいいと思える作品でした。
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復刻版を読んだのですが、検索しても見つからなかったので普及版で。旧かな・凸版仕様の「刺青」「少年」は素晴らしかったです。
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正直な第一印象は「えすえむかよ」でしたが、全体評価としては素晴らしいです。ゾッとするくらい綺麗で丁寧で的確な風景描写。美しさも醜さも気持ち悪さも気味悪さもしっかり伝わってきます。時々「うわ」ってなる部分もあったので今回は★よっつ。どうもSとかMとか、相性合わないみたいです、が、あの艶冶な魅力は素晴らしい。でも人に勧めるってのはできないかなぁ。
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清吉が求めて止まない、光輝ある美女の肌。宿願である女の肌に蜘蛛の刺青を彫り終えた時、清吉は…
美即ち強きものの性的倒錯の世界。
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耽美派の名に恥じない作品集だろう。特に「秘密」が面白かった。あと「異端者の悲しみ」と「母恋る記」の冒頭部分の表現には脱帽。本当に美しい文章で感動した。
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以前薦められたことから初谷崎。こういう美醜の世界って目が眩みます。
頭よわいわたしには、文章についていくのがやっとだったんですけど。そのうちもう一回読み直したいと思います。
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「刺青」は他の話読むより先に何度も読み返しました。
上品な赤と紫と黒とが混ざったイメージが大体の話にあります。
「少年」とかは登場人物がとにかくドSかドMかに分かれてて無邪気なとこがまた凄い。
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秘密おもれー!耽美だ!推理小説が好きでホームズなんかを読破した私にとっては何だかそれらを読んでいるようなドキドキ感も味わえつつ、全体に漂うエロスな雰囲気にドキドキしつつ、みたいな感じで大変よかったです。
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読み終わった後に、刺青を「いれずみ」と読んでいた自分を殺したくなった。
雰囲気だけで背中がぞくぞくする。
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谷崎潤一郎の処女作。
短編集さがどれも読み応えがある。
初期の段階でこれほどまでに完成された豪奢な文章を書いていたとは筆舌し難い驚きである。
なるほど、日本を代表する文豪だけのことはある。
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これは エ ロ い
あはんうふん描写がないはずなのに全体から漂うそこはかとない色気、そして背徳感。濡れた文章と言うべきか。谷崎氏の文章は総じてエロいです。
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マゾヒストかつエゴイスト。めっちゃ気色悪いこと描いてるのになぜか文章に美しさを感じる。とにかく妖しげな女性美に満ちている。
ただ、「少年」はランチタイムに読むとげんなりしますのでご注意を。。。
「二人の稚児」が一番好き。
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刺青は間違いなくいい。谷崎の世界。
女と色と、それに奉仕し、食われる男。
秘密。女と鬼と仏。そしてそれを見る子。
何が言いたかったか。世俗の汚わいに染まれと?
完全なる純粋を保てと?
保てないので、完璧に汚れます。
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三回目くらい。
「苦しかろう。体を蜘蛛が抱きしめて居るのだから」
ってとこが好きよ。
やっぱり女性を見る目が面白いんだなあ。
今まで気付かなかったよ。
そんなに変態じゃない。美しくてきれい。
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美しい肌・理想的な肌を持つ女に女郎蜘蛛の刺青を刺す『刺青』。粗筋は知っていたのですが、読んでみると、『えっこれで終わり!?』という感じでした。あっけないというか物足りないと云うか。『秘密』は探偵ものです。世の中には、知らないままの方が幸せだったと云う事が沢山有りますが、これも知らなければ甘く・幸せな時が続いたのに、という事が描かれています。