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久々に一気読みできた作品。
世界観に没入しやすく、読み進めるのが楽しい作品でした。
経済を全然わかってなくても読めるのは良かったと思います。
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タイトルと表紙カバーに惹かれて手にした一冊。
設定がユニーク。架空の大学の話だけれど、そのままを実現可能かどうかはさておき、学生時代にこういう類の学びが現実でも行われれば、自分のライフキャリアプランを明確に持つことができ、理想と現実のギャップも変わってくるのかな。
(個人的にちょっと忙しい時期だったので)読了まで少々時間がかかったけれど、登場人物たちの言葉に妙に納得させられるところもあったりで、楽しめた。
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「このミス」大賞シリーズの最新作。
ビジネスセンスの育成を目的に、大学内でビジネスを行いポイントを売買し単位を手に入れることが出来るというものである。社会の仕組みや真理をこれでもかと突いており実際に社会人である自分もみにつまされるような内容で面白かったです。
憧れの先輩の紹介でゼミを紹介され、そこで不正な”ビジネス”を取り締まる活動をしていたが、それを逆手に取られ”ルール違反”のビジネスに足を突っ込んでいく。先輩と対立していく様子やクセの強い3賢人を利用しながら一発逆転を狙っていく様子がとても面白かったです。そして最後のオチは今までの構図がひっくり返されて、驚いてしまいました。ある登場人物の胸の内、かっこよさにしびれてしまいました。その感動は是非読んでみてください。
この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
降町歩:花江夏樹
熊倉凛子:七瀬彩夏
桜田真由:宮本侑芽
黒河和永:小野大輔
塩瀬教授:古川登志夫
丸山:鳥海浩輔
時岡融:阪口大助
渋谷大河:中村悠一
岩内天音:伊瀬茉莉也
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面白かった。
星4.5ぐらいですがオマケ
本書はミステリー?
コンゲームもミステリーの一部に含まれるなら
ミステリーかな。
登場人物や設定などありえないけど
もしかするとどこかの大学に
実在するかもと知れないと思わせる
絶妙な匙加減が良い。
ストーリーもテンポがよく面白いが、
三賢人達との会話も納得してしまった。
損得の話や苛立つ原因の話や幸せは困難さの話など。
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Amazonの紹介より
ビジネスセンスを備えた人材の育成を目指す木津庭商科大学では、学食等での支払いのみならず、家賃の支払いや単位の売買にも使用できる「ポイント」を獲得するため、学生たちがしのぎを削っていた。そうした大学において、サークルとは、共通の趣味のために存在するのではなく、事業を行うために存在していた。
家庭の都合により、突如残り半年で卒業しなければならなくなった2年生の降町歩は、不正にポイントを稼ぐ者たちを摘発する「監査ゼミ」に所属する。家庭教師サークルを装いガールズバーを運営していると噂が出ているサークルに調査に行くが、逆に取り込まれ……。
単位は買ってでも取得しろ。大学卒業をかけた、一世一代の大仕掛け!
2024年第22回『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞作!
設定がユニークで面白かったです。大学内で使える「ポイント」を稼ぐことで、ビジネス力を養うということで、こういう大学がちょっと覗いてみたいなと興味がわきました。
良い面もあれば、不正に稼ごうとする輩もいて、裏切ったり裏切られたりと短期間なのですが、主人公の成長が垣間見れて、面白かったです。
ただ、最初の印象は、人見知りするような控えめな性格を放っていたのですが、色んな出来事に巻き込まれることで、みるみるうちに性格が変わっていく描写は、驚きとともにちょっと違和感もありました。
その分、どんどん展開していくので、テンポ感が良かったです。題名が「犯罪プラン」ということですが、殺人といったダークすぎるテーマではなく、詐欺や横領といった比較的軽めなテーマを扱っています。
ちょっとしたスパイ小説のようなハラハラ感や騙されていく展開も意外性があって、あっという間に読んでいました。
主軸となるのは、主人公が卒業を迎えることができるか?ということです。不正に稼ぎながら、最後に待ち受ける展開は、とんでもない展開と思うくらい、色んな意外性があって面白かったです。
周囲の登場人物も、キャラがたっていて、学園ドラマのようで違う存在感を放っていたので、よく考えたなと思いました。
誰が悪者で、誰が味方なのか?一筋縄ではいかないストーリーで面白かったのですが、主人公の変化が著しいなという印象で、ラノベっぽいかなと思ってしまいました。
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テンポが良くて読みやすく
先が気になる為
隙間時間さえあればたった5分しかなくても読んでしまった。
こんな大学があれば学生生活楽しそうだと感じた。
みんな頭が良くて読んでいて気持ち良かった。
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事業ポイントという設定
卒業しなければいけない目的
テンポよく話がすすんで一気に読めた
ただこれってミステリーなのかな?とは思った
でも、面白いから全く気にならない
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面白かったし、テンポよくよく纏められた本だったことは間違いない。。ただ前評判が良すぎた。。
「ミステリー」というくらいだったから、もっと大どんでん返しの結末を期待してしまったけど、どちらかというとハートウォーミングな展開だった気がする。
ちょっと空いた時間にサクッと読むにはいい話。
そして何より現実でもこんな大学があったらいいなと思った。疑似社会を経験できるなんて、これぞ今の時代に求められている感じがするし、何より「大学生」という大義名分があるので失敗も許される。興味あるな〜
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学生が大学内でビジネスを行い
稼いだ仮想通貨・ポイントで
単位が買えたり、生活できたりする。
大学という小さな枠内に一つの社会を築いていて
経済の勉強をしている気分だった。
損とは得とは?
幸福とは?
など深く考えさせられる話もあった。
ミステリー??って感じの作品ではあったけど
特殊なシステムの大学で設定が面白いなと思った。
だけど特に驚きとかは無くて少し物足りなさを感じたから評価は低めに。
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表紙がかわいくって買ったんですけど、すごく面白かったです!
ユニークな発想が詰め込まれていて、さらっと読める本です
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主人公の通う大学は、学内サークルという起業活動を行えば学内通貨が入手でき、学内での何でもやサービスや単位まで売買できる。
そんな中、実家の商売が傾いて、まだ2年生なのにあと1年で卒業しなければいけなくなった。
不正摘発ゼミに入り、不正を摘発して小銭を稼ぎつつ、逆に情報屋に取り入れられて他の大きなサークルを摘発したり、メガネ型デバイスのアプリを作って商売をしたり。
商売のやり方と政治力の小説だった。一応思いもよらぬどんでん返しがあったので、ミステリーなのかな。
ーーー
「人が苛立つ原因はたったひとつ(中略)
「頭に思い描いたイメージと現実とがずれることだよ。予定を頭の中で組み立てるから、それがずれたときに苛立つ。相手にやってほしいことやこうあってほしいと思うことを頭に思い描くから、期待と違ったときに苛立つ。頭で想定したとおりにうまく事が運ばないから苛立ってしまう。そこで現実のほうをなんとか頭のイメージに近づけようともがくから、余計に苛立つ」
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ミステリーだけど初めて読む感じのジャンルで面白かった。映像化されても面白そうだとおもった。
賢い学生たちの行動、やり取りが読んでいて気持ち良い。
この特殊な学校に入ってみたいと思ったけど三賢人のような天才的なアイデアや取り組みはできなさそう。
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発想が新しく、ありそうでない感じの設定が面白い。ただ、物語としては、あえてなのか、ここで終わる!?という感想を抱いたので★3。
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ストーリーのテンポが良く、登場人物はみんな頭が切れる人たちしかいないので、物語に引き込まれページを捲る手が止まらなかった。
また人間の心理に対して深く考えているなと思った。だからこそ、ビジネスで成功しているのだと思い勉強になった。
印象的だったセリフ↓
頭に思い描いたイメージと現実がずれると苛立つ
一度思い描いたイメージに固執する人間は苛立ちやすい
馬鹿にされるのは違いのわからない私であって、オペラやワインではない
それぞれの生活水準や経験によって、その出来事で幸せを感じるかどうか変わる
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架空の大学を舞台にした、ミステリーというよりも次々と新しい展開が起きるエンターテインメント小説で、経済学でいう「神の手」や仮想通貨、インフレといった要素も入り、登場人物たちも魅力的でとてもおもしろかったです。