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だいたいの人が、そんなにドラマチックではない人生を、「不器用さ」を武器にドラマチックに生きている。
歯がゆいくらいに小さな失敗を積み重ねて、なんとなくいろんな山超え谷超え。
嘆きながらも少し越に入りながら。
そんなかんじの、いい意味で「平凡」なラブストーリー。
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一応本編はこれで最終巻。ヒゲ店のことが信じられなくなって別れる2人。わりとあっさり別れたような印象。でも実際ナオミと会ってたら、やってるかやってないかなんて分かんないからどうでもいいよね。問題は嘘ついたことだ。その後の展開がなかなか意外で、川谷くんここで出てくるかと。なかなかぶっ飛んでる男だった。長く付き合ってる幼なじみの彼女はいるし、危ない仕事させるし、海外旅行で運命の相手みたいなの見つけちゃうし。マン喫でやってる絵がなんかいやに生々しく見えた。劇団の千葉さんもまさかで、結構残り数ページしかないよ?と思いながら読んでたので、まさかノーマークだった千葉さんエンド?!とヒヤヒヤしながら読んだ。ないな。ないない。最終的な店長との再会とか、再会してからの志乃を説得する感じとか面白かった。
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駄目な主人公に駄目な元カレ駄目な恋人に駄目な元カノ
駄目な同僚と駄目な展開、駄目駄目続きの物語、
こんな関係築いてる人達がいたら、馬鹿だなあと思う。
浅はかだし単細胞だし、単純でわがままで自分勝手で。
でもそれがどうしても人間臭くて泥臭くて、好きです。
恋愛話なんてこの位馬鹿みたいじゃないと刺さらない。
映画版も案外良かった、けど菅田将暉だけ無駄遣い感。