投稿元:
レビューを見る
まあ、たとえ自分は、「よい」と思っても、成績が落ちたりすれば、周りは納得しないというそういう話。
遠まわしに、チクチクということはあっても、この時代ですから、2人して生徒指導室に呼び出して……なんてことは、ないだろうとは思いますが。
さて、先生たちの問題よりも、これからおこるイジメの方が、登場人物たちにとっては、くるしいことになりそうな感じです。
ドキドキ・ワクワク。
あぁ、続きがすぐに読めるって、すばらしい(笑)
投稿元:
レビューを見る
やはりそういう展開になりましたかの3巻。
いくらクラスの女子が認める存在でも
学年で目立つカッコいい美形男子2人を
独り占めしていたら嫉妬されますよ。
4巻は宮沢さんにとってツラいストーリーに
なるのかなぁ(涙)
投稿元:
レビューを見る
デートにかまけていて、成績を落とした有馬と雪野の前に現れたのは、何と「先生」。
二人とも結構、しっかり独立していたので忘れていたのですが、あー……そういえば高校生だったねー……という感じ。
とりあえず、有馬と雪野は優等生にはありえない行動、「先生に反抗する」という選択肢を選んでしまう。
もちろん、二人は二人なりに、今まで「優等生」というだけでは得られなかった様々なものを得るために、その道を選択したのだけれど、そんなこと先生にもわからないし、先生たちはやっぱり「勉学」が一番大事だから、ちょっと成績落ちただけで、いろいろ言ってくる。
めんどくさいねえ。
そんで遂に、「親呼び出し」。
いやあ……私でも経験したことのない、状況ですね……ってあったか。
まさかの大事に、お祭り騒ぎになる宮沢家は本当に、明るくていいなあ……と思います。
両親を含めての有馬と雪野とのお付き合いについては、どちらの両親も本当に大人で、しっかりとした返答をしていて(特に宮沢父)、こっちの方がゆってること正しいよなあ……と思います。
ちょっと成績が落ちたくらいを取り戻せない人間なのだったら、最初からその成績は分不相応だし、その年齢だからこそ、得られるものってやっぱり大きいよなあ……って、ずっと本を読み続けていた私は思います。
同じ本でも、年齢違う時に読んでしまうと、大失敗をする時があります。
もう一回読むと、そうか、今だったんだ……って思ったりしますし。
きっとそういうことなんだろうなあ……と思います。
でもそれは、雪野と有馬が今まで両親の信用を勝ち取ってきた結果なので、今後の二人に期待したいと思います。
やっぱり、雪野も有馬もかっこいいなあ……と思うのです。
最後の大人な対応も含めて。
そんな風な二人を見て、やっぱり私もしっかりしなくちゃなあ……って思います。
若干、今更ですが。
とりあえず、今、人生に直面する問題にぶち当たっているので、そういうことからは逃げずにいたいなあ、と思います。頑張ろう!
投稿元:
レビューを見る
成績が下がって先生に呼び出される
進学校あるある。
雪野も有馬もちゃんと言い返せるところが偉い。
ふたりの保護者も子供の味方でいてくれる。
特に雪野のお父さんが
「高校時代の一日は大人になってからのひとつき分より
はるかに貴重な日々」
と言ってくれるのが嬉しかった。
自分が子供の時、周りにこんな大人はいなかった。
あの時大人たちが「おまえらのためだ、将来後悔するぞ」と
私たちを押さえつけてきたが、
先生たちの言葉に従って貴重な日々を無駄にしたことを
本当に後悔している。
雪野と有馬が優等生らしく先生に配慮をするところも、
先生が思う通りにやれと言ってくれるところも
とても良かった。