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辻堂ゆめさん初読みでした。
新刊に積まれていたので、『日記』と名のつくものが好きで何気なく買ったら大当たり。
グロくない、誰も死なないミステリーが存在し、こんなに面白く伏線回収できるとは。(事故で亡くなった、という回想はあります)
グロいのが苦手だけど謎に触れたい人はぜひ!
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初の辻堂作品
心温まる読みやすいミステリーでした。
こてこてのミステリー好きとしては、少し軽過ぎでしたがよく出来ているなぁという感想。
7編すべてが1人による妄想という予想を初め立ててましたが、違いました〜
1編ずつは分かりやすい内容でしたが、そことそこが繋がるのか!という驚きがあった部分もありました。
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初めての作家さん。
帯に〝辻堂ミステリの真骨頂〟とありましたが、こちらも謎解きミステリになるのかな?
交換日記から生まれるどんでん返しがテイストとなった心温まる7つの物語。
長い黒髪に膝丈のフワリとしたスカートが素敵なみんなの憧れの先生。
交換日記という少しスリリングなコミニュケーションを私たちアナログ世代の元女の子は、もしかすると経験した人は少なくないような気がする。私はある笑
言葉では伝えきれないことでも文章にすると言える。それは確かにあって、私の場合は今でもコミニュケーションとしてはかなり有効で、ただ、その媒体が紙から電子へと移行してはいる。
手書きというルールの中で生まれる、交換日記ならではのトリック。
・長期入院を余儀なくされた少女と教師の心温まる物語(入院患者と見舞客)
・先生、聞いて。私は人殺しになります(教師と児童)
・性格の違う双子の姉妹は交換日記の中で激しく言い争う(姉と妹)
・ASDというこだわりの強い息子。息子の提案ではじめた交換日記に母は振り回されて(母と息子)
・飲酒運転で交通事故を起こしてしまった青年と被害者女性の交流(被害者と加害者)
他…
1つひとつのストーリーの中にある小さな違和感が紐解かれたとき「嗚呼」となんとも言えないため息が漏れた。
辻堂ゆめさんの他の作品も是非読んでみたい。
今年の10冊目
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連作短編7篇
全体を通して時系列の仕掛けがあり、それぞれの話の中にも仕掛けがある。そして交換日記のお約束もきちんと処理されていて、最後に綱がってすっきりの読後感。
私は「母と息子」のタイムリバース作戦にこだわる晃太のいじらしさが心に残った。
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辻堂ゆめさんの作品は
読みたい、読みたいと思いつつ機会がなく…
初読みには『あの日の交換日記』を選びました。
懐かしの「交換日記」
私も経験がありますよ~
ちょっと甘酸っぱい思い出です。
『あの日の交換日記』では
交換日記をする7組の関係が最初から明かされていているのに
読み進めていくと「あれ?」「えっ⁉」
そうだったの…
ミステリですから
ネタバレはかけないのが残念ですが
楽しめて、ちょっとじーんとする一冊でした。
辻堂さんの他の作品も読んでみましょう。
いつのことだったか覚えていませんが
辻堂さんが「クイズ あなたは小学5年生より賢いの?」に出演されているのを見ました。
辻堂さんは東京大学出身で、
学生時代に作家デビュー、卒業時には東京大学総長賞を受賞されたそうです。
このクイズ番組では10問正解して100万円を獲得。
次の1問を正解したら賞金は300万円、不正解なら0円。
辻堂さんはチャレンジせず、100万円を獲得されました。
確か、使い道を決めておられて
潔い決断がすごいわ、と思った記憶があります。
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交換日記をネタに7章からなる連作短編集。
それぞれ独立して読んでもハッと思わせる展開で楽しめるんですが最後の章で繋がって全容がわかる仕掛けが秀逸でした。
お見事って思って解説を読むとその他に読者自身が説きあかさなければいけない謎があるようなことを臭わせていて、額面通り受け取るとゾワゾワしてきました。
交換日記の7つの約束事に巧妙な魔法呪文の封印が練りこんであるような感じがするんです。
入れ替わってるんですよね。人や時系列が。
錯覚することが多いし作中出てくる「マチコの森」ってケーキ屋さん気になるし
坂田先生と井上先生
さくらとすみれ
愛美って井上先生であってる!?
愛美の夫って葉山礼二なんだよね
この葉山礼二って無茶違和感あるんですよね。
何かもっと大きな謎がありそうで・・・
モヤモヤする
コンビニのごみ箱に交換日記捨てるとか
言ってるし、
事故当時わざわざ酒飲んだ友人に車出しさせるとか
普通は飲んでない人に運転替わるでしょ?
情は厚そうなのに
社会常識欠落してるとこが無茶気になる
星4つなんだけど読了後
モヤモヤが増えちゃったから星3つです。
ああ、わかんないもう1度読んでみよっと
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正直いうと、辻村深月先生の構成とトリックに似てます。パクリだ!とかではなく似てる作品は面白いので、辻堂先生を発見できてよかったと思っています。違う作品を読むのが楽しみです。
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最後の章でいろんな伏線が回収されておもしろかった〜!短編だけど全部が繋がってるこういう系の小説だあいすき!辻堂ゆめさん初でしたが他も気になるな〜
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・物語の構成が巧みで人に勧めたくなる
・登場人物の描写がスムーズで没入感あり
・優しさが溢れるミステリー作品