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寄生獣の作者である岩明均が描いた伝奇物。一般受けはしなさそうな作品だったのでやや中途半端な終わり方ではあったよーな。多分この作品で歴史を描くことに目覚めて、ヘウレーカやヒストリエに繋がってったんじゃなかろうか。そういう意味でターニングポイント的作品。
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ものすごく好き。ナン丸が地味すぎるくらい地味なのも好き。
あなたの心の中にディレクターズカットはあるんですよ。
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歴史ものかと思えばSFもの、そのうえちょっとミステリーの要素もあるという盛りだくさんな内容。ゼミや就活となんだか大学生には身近な話題も出てきて主人公に愛着がわきます。
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今、つまらない生活を送っている人。どこかへ逃げ出したいと思っている人。別の世界への入り口は、自分の近くにも偏在している。このマンガは、それを見つけるきっかけとなるはず。
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映画をみるみたいに一気に読みきるのがオススメ。
何度読んでも、一本の映画の観終わったときみたいな感覚になる。
全四巻。
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全4巻
まさかたった4巻で終わるなんて〜・・そんな終わり方をするなんて〜・・・もう結局なんやってん!っていうのもいっぱい残ってるねんけど、それもアリかと思わされてしまうし・・それでも面白いものは面白いから、岩明さんはやっぱり凄い。
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血縁としての「血」
~族…として生まれ、外界との接触を避け習わしに従い、血縁に縛られ続け自分をも縛る者、
逆に血縁に嫌気が刺し、外界へ赴き 自分を破綻へ導く者
さらに 血縁には囚われず 自分の正しいと思った価値観で幸せになる者
何が正しくて間違っているのか、それは血でなんか決められない、と思わされました。
大事なものは血縁による結びつきではなく、結局は自分の意思です。
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歴史と民俗と超能力。
アクションではなく、特異な能力といかに向き合うかを考えていくお話でした。
人間と機械との関係と同じで、能力に振りまわされて怯えたり思いあがったりするのは愚かしいと、暢気でひょうきんな主人公が語ります。
民俗学的になぞ解きをしながら真相ににせまっていく展開がなかなか面白かったです。
ただ、いろんな設定を組み込んだわりにはあっさりしすぎていたので、4巻完結でなく、せめて倍くらい続けてほしかった気もします。
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会社の休憩室に誰かが持ってきてたビッグコミックに載ってた、寄生獣は好きだったので期待して読んだら期待どうりで面白い!!
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壮大な構想と物語の完成度の高さには驚かされるものの、その盛り上がりに欠ける展開とこぢんまりとした様相にやや物足りなさを覚えるのも事実。
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寄生獣のときもそうだが、作者は宇宙人とかそういう未知の生命体に興味があるのだろう。とってもおもしろかった。
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「窓の外に手が届く」能力、「窓の外を見る」能力…
どちらも聞いたことがない不可解な能力だけど、深く丸神の歴史の関わってくる。
綿密な設定で描かれる、歴史モノで、現在モノで、そしてSFチックな物語が始まった。
展開自体は遅くて、キャラは地味だけど、物語は深い。
村で行われている祭り以外に、丸神山では一体どんな祭事が行われているんだろう。
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現実の七夕伝説と対比させて読み進めてゆくと非常に味わい深い。七夕の国における織姫と彦星は一体誰なのか?そしてそれらを繋ぐものとは?繋がることはできるのか?手が届く者の存在意義とは?ダークな七夕とも言うべき本作の世界観。決して後味の良いものではないが、七夕のごとく年に一回は読みたくなってしまう不思議な作品。
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穴を開ける超能力、から異次元空間への物質転送へと話がつながりつつ、地方部族のクローズドな争いがメインとなるお話。
主人公がいまいち情けないのが残念。勿論こういう設定で面白い話はたくさんあるのだけど、この話では主人公の成長が必須だったように感じる。
寄生獣好きには物足りない一品かと。
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『寄生獣』で一世を風靡した岩明先生の作品。構成がしっかりと練られていて、最初から最後まで物語を形作ってから執筆された印象(これは後の『ヒストリエ』でもっと炸裂)を受ける名著。伏線がどんどん回収されていく展開が心地良し。
南丸くんの呑気な三枚目っぷりが、『寄生獣』の宇田さんをちょっとだけ彷彿とさせます。