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[墨田区図書館]
春の訪れを告げる土筆は私にもなじみが深いものだけれど、正直"食べる"習慣はない。でも、息子が小さい時に、一度「ものは試し」と取ってきて食べてみたことはある。、、、正直、ポキポキ感よりは、私の苦手なホワイトアスパラのようなへなへな噛み切れなさ感があってイマイチだった記憶がある(笑)
でもこの絵本のように"家族の季節の習慣"としてさほど昔感を感じさせずに描かれると、この風習もさほど風化を感じずに受け入れられるのかも。下手すると土筆を見ることなく育っている今の子ども達に読んであげたいお話。
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家族でつくしを摘んで、はかまをとって、卵とじにして食べる。春にしかできないこと。
途中とのさまばったやじょうじょうばったが飛び出すところ、夢中になって一人になっているのに気づき、後ろを振り返る無音のところに、どきっとする。
そうか、とのさまばったたちは春にはもういるのね。
ちびっこの子育て真っ只中、つくしをたくさんとって甘辛く炒め煮みたいにして食べたことを思い出した。
子どもたちはもう大きくなって、野山を一緒に散歩したりは少なくなったから、すごくなつかしい思い出。小さな手をぎゅっとにぎったことを思い出す。
今度摘みに行くときは、キャラメルやあめを持って行こう!(食べると元気をとりもどせるから
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物語と実用どっちも楽しめる。つくしを取るなんてことをしたことがない最近の子どもたちに、この絵本で体験させてあげられる感じ。王様つくし、どでかいな。
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「初めてのつくしとりの日、元気いっぱいに家を出発したちえちゃん。けれども、お兄ちゃん、お姉ちゃんが、次々に大きなつくしを発見していくのを見て、だんだん悲しくなっていきます。あった!と思ったら、赤ちゃんつくしだったり、突然草の間からヘビが飛び出してきたり…。次第に、日も傾いていき、家に帰る時間になりますが、偶然、ちえちゃんは転げていった土手の下で、これまで見たこともない王様つくしを発見します。」