岸辺露伴は動かない【期間限定試し読み増量】 1 みんなのレビュー

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岸辺露伴の描写から見る、荒木先生の画風の変遷が興味深い。当然私は世代的に4部がリアルタイムなので複雑なものはあるが。

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露伴だけの短編集。
特に「密漁海岸」は、ジョジョの４部好きにとっては感動モノの物語。

露伴は魅力的なキャラだけど、友人にいると付き合いが面倒だと思う。

・懺悔室・・・ポップコーンを放り投げ食べる
・六壁坂・・・殺人を隠蔽する
・富豪村・・・マナーを重んじる
・密漁海岸・・・クロアワビを密漁する
・岸辺露伴グッチへ行く・・・グッチのかばんの秘密

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五篇の短編が掲載されています。当然全部読んだしね、といいたいところだけど、実は「六壁坂」だけは読みそびれていて、本当に出版を心待ちにしていました。
未読だからということを差し引いても、迫真の面白さ。
ただ、初スピンアウトの「懺悔室」が、露伴先生がいない状態でも書いてみた(そして香りのない食事のようになった、と)、という、一応の傍観者的完成度を持っていたのに対して、以降は露伴が登場人物として役割を持ってしまっている。
まあ、それでもそんなことは、どっちだっていいのだけれど。

この本は、平場で見れば、一番の価値は「収録された作品の素晴らしさ」、なのだろうけれど、僕も含めたフリークは、初見の作品解説に一喜一憂するのだろう。
という点では、やはり「懺悔室」の著者解説が圧倒的なのである。作品としてのインパクトも強かったしね。でも「密猟海岸」は、発表まもなく単行本化という新鮮さもあるし(話もスゲエのだが)、「グッチへ行く」は、ジャンプ系じゃないのにジャンプコミックスに掲載されたという驚きもある。というかグッチに行っているのもスゲエ。カラーじゃないのは残念だけど、フリークはSPUR持ってるだろ。
あれ、そうすると「富豪村」が劣るというのか？　いや、僕はあれ以来、ティーカップの取っ手に指を入れていない。解説もすごいしね。

ブクログが5点までしかつけられないのが残念だよ。

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露伴先生かっこいいかわいい‥
ROHANパンツ見えた‥‥！
最後にハッピーエンドを横目でみてフッてしてる表情がいつもかっこよすぎて‥‥
基本的におちゃらけてるけどかっこいい‥悔しい！惚れる！！露伴せんせえーーーー！！
ってなる一冊でした。

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荒木飛呂彦ワールド全開。
奇妙でホラー。

世界が捻れて反転していくような感覚が堪らない。
なんとも言えない余韻も素晴らしい。
このテイストにいつも酔わされる身悶える。

もう漫画を買う年齢でもないんだけど…

「だが買おう」

なんて（笑）。

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露伴ちゃんスピンオフまとめ。露伴ちゃんは実に気持ちの良いひねくれ具合。懺悔室とグッチ以外は知らなかったからすごく楽しみにしてた！トニオさんと仲良しなんかわいいな。

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既に読んだことのある作品がほとんどでしたが、いずれも心の底から楽しめる芸術群でした。どの作品にもスリルがあって、読んでドキドキハラハラサスペンスという感じ。

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「エピソード＃０２　六壁坂」、ジャンプスクエア収録とのこと。　
なんとなく読んだような記憶があるようなないような。
たしか毎月ずっと買っているはずなんだけどなぁ。

エピソード番号が飛んでいるのはなにかしらあるんだろう、と。
（埋めていく方式？）