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初期の大島作品は思春期のピリピリに疲れるものが多いが、この作品はその時期を終え、人の心の捉え方、空気の澄んだ色などに、感性の鋭さに暖かみが加わって深さを増したような感じがする。
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文庫では、コミックス未収録の最終話が掲載。その手前の話で終わるよりは救いと希望のある話だったと思う。でもコミックスは1巻が傑出していてこちらも捨てがたい。「夏の終わりのト短調」と同時収録というところがスゴイのです。
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ちび猫ちゃんのファンです。うちのみゅうが、ペルシャとの雑種の白猫で、まるでちび猫ちゃんと同じだと喜んでいました。
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全4巻読破。大藤さんが大島弓子作品の中で好きなものだということで読んでみたのだけど、これはとんでもない名作だわ。。読み終わりたくなかった。ずっとあの世界にいたかった。須和野チビ猫と共に。猫小説は保坂さんだけど、猫漫画は大島さんですね。いや、猫漫画に限らず、そして漫画にも映画にも限らず、こんな作品はそうないです。ええ。付け加えて、この人にはいろんなフォロワーがいるね、きっと。間違いなく。読んでて、いろんな人の名前が浮かんできた。高橋留美子とかもかなりこの人から影響を受けてるのではなかろうか。わかんないけど。(06/1/7)
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これ大好き。絵も話も全体的にイメージというか、なんていうか。暖かくてああ、いいなあこういうのって思う。
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少女漫画界の女王、大島弓子の不朽の名作。
人間になれると信じているちび猫のちょっとおかしくて切ない物語。
擬人化された猫ちゃんたちが可愛い!
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名作。家族。ほのぼの。星になる。主人公のちび猫が一生懸命で一途で可愛い。いつか猫も人間になれるんじゃないかと思わせてくれる。噴水のない池とか一面のトイレとか地球の底にキスをするとか、表現が素敵。猫にだって悩むし嬉しいし恋もする。癒しの一冊。
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ちびねこちゃんのお話♪
表現が詩のようで素敵。
大島さんの描く絵はきらきらしています。
水も葉っぱも。
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字が多いから4どまり、でもそれだけではなにもはかれない。一巻ずつに感想を書かせるいきおいをみよ、すばらしいよ すわのチビ猫をとおしてみる世界はきらきらときれいで、あたらしくて、あたらしい!しぬということもすこしのさみしさと大きな興味、そして自分の中と外で完結してゆく世界 こんなにもいきているすべてのひとつひとつを、ていねいにえらびとっていておどろく なによりラフィエルのセンチメンタルがすごい、とこうしてひとつずつ書いているけれど しあわせとセンチメンタル ふこうとセンチメンタル センチメンタルの力強さ(また書き直す)
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これぞファンタジー!て感じです。
チビ猫の目からみた世界って、新しくて楽しいことばかり。
元祖擬人化・元祖猫耳らしいですね。
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大島弓子の漫画は乙女だ、しかも知的な奥深い。
さっぱりとかわいい絵のタッチのなかで
日常の本当に大事な想いや漠然とした不安を
上手く言い当ててそれを漫画として表現してる、
すごく斬新である。当時、「男性の間でも議論が起った漫画」と言われてたようだけど納得。
詩的な表現が美しく悲しく心に響きます。
こちらは一番オススメの漫画。
ちび猫ちゃんが人間のような様で
あまりに純粋に人間社会を見つめていて、
心がちくりときたり暖かくされたり。
漫画ですごいな……と思わされた最初の一冊。
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なんでもっと早く読まなかったんだろう(それは少女漫画アレルギーだったから)。どの話も、泣きそうになってしまった。猫好きじゃない人が読んだらどうか判らないけど。
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チビ猫がめちゃめちゃめちゃ可愛い!❤
うちの庭によく遊びに来た真っ白で礼儀正しくて美しいのら猫っこをホワイトフィールドと呼んでました。
夜、空き地なんかで猫が集会してるのをみると「綿の国星」を思い出す。
大島弓子さんは子供のころ猫だったらしいですよ。
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ちび猫の目線で世界を見るのが好きです。
しっかりのんびり成長していくちび猫をあたたかく見守りたい気分になります。
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甘いソーダ水のように優しくて懐かしいチビ猫。可愛い!「ギャザー」、「お月様の糞」、「ねのくに」、「椿の木の下で」など、どれも大好きです。子どもの頃に感じた嫉妬心や劣等感、生きることの単純でない苦しさが、チビ猫や猫たち、少女を通してよみがえってきます。そういえば、手探りで歩きながら、生きていくのに必要な現実の手触りを怖々と覚えていったなぁなんて…。大島さんは切り取られた生身の現実をまるごと描くだけで、それに対する答えは用意していません。生きるということは、いろんな理不尽さに自分なりの答えを見つけながら、自分の命を紡いで行くことなんだなと思いました。