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不思議なお話。独特のペンタッチと話がよくあっていて好き。
もともとこういう話が好きだったので最高です。
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『蟲師』とは、獣とも人とも化け物とも、虫とも異なる『蟲』と呼ばれるモノ達と、人との物語。そして、そんな蟲と人達との間を取り成すのが、『蟲師』である『ギンコ』なのです。
話の内容としては、『単純』に明るい作品は一つもなく、どっちかと言うと、『暗め』の作品の方が多いかもしれません。ただ、嫌な暗さではありません。暗さの裏に、優しく光る『光』がある様な感じですか。(曖昧)
一つ一つの作品が、短編仕立てとなっているので、一巻から買わずとも、楽しめるのが、この作品。
またどっちかと言うと、この作者の絵は、世間一般から言うと、『上手い絵』ではないかもしれませんが、この作者が書く内容と、この描き方だからこそ、この漫画の持ち味が、何十倍にもなるんだと思っておりますので、まず、絵と内容を一緒に楽しんでもらうのが一番かと思います。
ちなみに、この漫画は、昨年の文化庁メディア芸術祭漫画部門にて、見事『優秀賞』を獲得した作品です。しかし、ここで重要なのは、国が認める作品特有の『小難しさ』なんて言うのは、一切無く、普通の人にも、楽しめる様な作品ですので、是非とも、読んでもらいたいです。
自分的青年漫画ランキング、只今堂々1位作品!!!(笑)
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超幻想的な世界を描く話題作。手触りのいいカバー、美麗なカラーページなど、ついつい何度も読み返してしまう作品。
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最近5巻が出ましたが。わたしは紙魚が一番好みのお話です。
絵のせいかストーリーのせいかわたしの感じ方が悪いのか、音を感じません。外の音も中の音も、何かに阻まれて吸収されているような、深閑とした空間に放り出されたような気がするストーリーたちです。
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ギンコの飄々としたキャラクターがいい味出してます。
作中みんな着物なのに、なぜギンコだけ洋服なんだろう?
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本屋で働いてなかったら出会わなかったであろう漫画。日本昔話っぽいノスタルジーなトコロが大好き。ときどきシュール。
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『アフタヌーン』誌で好評連載中の「懐古系マンガ」第1巻。
明治〜昭和初期の日本のような世界が舞台。
この世界には「蟲」というものが存在する。
動物や植物はもちろん、細菌類よりずっと原始的な生命の源にちかい存在で、ヒトの目には見えにくい。
彼らはほぼ自然それ自体であるため、棲んでいる蟲を調査すればその土地の状態を知ることもできる。
蟲はしばしば、他の動物に寄生して生活する。
普段は目にも見えず、大した影響を与えることもしないが、稀に奇病として表に顕われ、人間の生活に支障をきたしてしまうこともある。
そういった蟲に関連する問題の処理を行うのが、蟲師という職業。
言ってみれば彼らは蟲専門の医者であり、研究者である。
蟲師はながい歴史をもつ職で、この作品世界の中では一般にもひろく認知されている。
蟲にかかわるさまざまな問題の解決法は、その膨大な時間のなかで蓄積されてきたものであり、彼らの糧であると同時に宝とも言える。
彼ら蟲師の中には、蟲を見ることができるだけでなく、蟲を呼びよせてしまう体質の者が多い。
そのため、蟲師の大半は独自の情報網を持ち、単独で各地を渡り歩いている。
主人公のギンコも、そうして放浪する蟲師の一人。
髪は銀色、緑の隻眼をしている。
一話完結のオムニバス形式で、どの話もよく練られているといった印象を受ける。
多少がさがさとした線で描かれる絵は素朴で、懐かしさを感じさせる舞台設定により厚みがでている。
絵はあくまで物語をかたるために存在し、過剰な装飾などは為されない。
一見地味に映るけれども、言葉と絵から生まれる絶妙な「間」が、しっかりと読み手を惹きつける。
「かく」力のある人、「本格派」の作品だと思う。
『蟲師』では、表面化した問題を通し、蟲という自然の神秘を表象するような存在にふれることで、人々が自らとその生きる環境について考える機会を得る姿を描いている。
そこに立ち会う蟲師という人物は、必然的に問題に直面した人々にとってアドバイザーであり、放浪を続ける彼らはある意味つねに周辺的な存在であり続ける。
この物語は、ギンコという「線」によって繋がれた、様々な人の生き方の「点」をたどる物語だと言えるのではないか。
ひとりひとりのキャラクターが、同じ重さを以ってそこに存在しているマンガというのは、そんなに出会えるものではないと思う。
秋に似合うマンガだと思うので、夜長の伴にぜひ。
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好きかな、と思っていたけどやっぱ好きだった。妖怪に近い植物と動物の間の「蟲」を払う蟲師のギンコが旅の途中で出会う人々の一話完結型ストーリー展開。こういうの好きなのだ・・・。「緑の座」「旅をする沼」が良いですね。
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瞼を閉じる、そして…、もう一つの瞼を開いたとき。常人には見えない存在ながら、直ぐ隣にあって影響を及ぼしてくる【蟲】。影響の形はさまざまで、蟲と、主人公の物語もさまざま。
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大好きなんです!!!
ギンコももちろんだけど化野先生が大好き。ほろりとくる話から笑える話まであってよい。
独特の絵や色調も好き。(2004.12.27)
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空気のように存在する蟲と、共に生きる人々。
ギンコの狂言回しのようなポジションがなんとも良いです(死にかけたりするけど
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漆原神にはホント頭上がりません。もう最高。何処までついていきます漆原さん。(もはやストーカー)全巻所有。
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言葉で表すのはなかなか難しいけど、とにかくとても良い漫画です。
本当にこんな世界がどこかにあっても良いんじゃないでしょうか?
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普通の人には見えないけど、さまざまな影響を及ぼす蟲を、退治したりいろいろする話。なんか懐かかったり、ほっこりしたり、ほのがなしかったり。
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絵とかすごくすき。ギンコとかすき。なんかこういう未知の生物?とかってキモいのが多い気がするんですけど、これはそんなでもないかな。むしろすきなほう。