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両親を早くに亡くしてウリで稼いだお金で弟を育てる兄と、そんな兄に劣情を抱く弟。ガチ兄弟です!最後が衝撃で鳥肌立った。演じてたのは秋生だけかと思えば、まさか元春の方も良い兄を演じてたとは…。つまりどっちも堕ちてくるのを待ってたってわけですかwでもきっと、どっちも弟として、兄として葛藤してたのも本当で、秋生が元春のために良い弟でいようとして真っ当な生活に付き合って我慢してたのも、元春が良い兄として秋生の前から消えたのもお互いを思ってのことだと思うと、どっちもどっちというか。ドロドロしてるようでいて、相思相愛な2人だったんじゃないでしょうか^^
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友だちから借りてそのまま買い取っちゃうぐらい好きかもしれない。
最初は「これ見た目逆のほうがよかったな~」とか思ってたけどそういう問題じゃなかった。
ゲスいキャラがゲスく描かれていたり、クズがほんとうにクズだったりするほうが好きなので、兄弟そろって救いようのないこの話はたいへん好み。
二人で奈落の底に落ちていく感じがいい。ラストで印象が変わった。友だちはラストで嫌いになったって言ってたけど、わたしは逆だったな。
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「蓮の花は汚い泥の中で花を咲かせる」
優等生弟×ウリセン兄 兄弟のどちらがより関係に執着してるのか、最後の最後までわからない展開でゾクゾク 改めてためこう先生の絵はほんとうに美しいな
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ガチ兄弟もの。1冊まるごとこの橘兄弟の話になっていることで、ためこうセンセの持ち味や実力がしっかり伝わってきて好印象でした。表紙もスッキリと蓮の葉と兄弟の肌色でまとまっていて、すてきです。
両親を早くに亡くした二人暮らしをしている5つ違いの兄弟。男に体を売って金を稼ぐびっち兄の元春と、成績優秀でしっかり者の弟秋生の執着愛がテーマです。
ダメな元春のことを密かに愛する秋生の歪んだ想いが抑えきれない一歩手前…という張り詰めた状況になってるのに、ドキドキさせられました。
好きでたまらないくせに、爆発寸前の衝動を抑え込んで素知らぬ顔をする秋生が、どんどん男の色気を増していくのに萌えました。どう見てもお子ちゃま顔なんだけど、不思議でしたww
ラストにはっとさせられる心理サスペンスタッチで、怖いところもあったけど、お互いしか見えてないラブラブには変わりないので甘さも感じられるいい仕上がりでした。
特設サイトを見たら、2014年に出された同人誌の中の8pの短編漫画をもとに描いたものだったんだと知りました。ここからお話を広げるのは大変だっただろうけど、広げるだけじゃなく深く掘り下げて描かれてて、満足度も充分。
エロ的には期待してなかったのに(失礼)、意外に萌えるものがありました。
…絵柄が生々しくないので、ガチ兄弟でもあくまでもドリームとして受けとめることができるのが読みやすかったです。
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表紙がなんか良いです。優等生な弟とウリセンな兄の話で、ダメな兄を愛せるのは自分だけだ…!とものすごーく歪んだ執着を向けていて、ラストは兄を手に入れるという感じだった。弟が泥に引きづりこんだと思いきゃ、仕組んでたのは兄の方で、この兄弟歪だ…!となったのだけど描写というか展開自体はあっさり目だったからあまり印象には残らなかったのが少し残念。
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淫乱お兄ちゃんとヤンデレ弟。兄弟BLといえばこれぞな感じのヤンデレ具合でした。とても好きです。
あまり多く語るより、兄弟BLだよ、とおすすめして読んでほしいまんがでした。ラスト、大好き。
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兄弟ものの極北という評価は伊達じゃなかった…まさに行き着くところまで行ったという感じ。近親相姦は基本地雷なんだけど興味が湧いたので呼んでみたら、ものすごいんだけど絵の美しさもあって退廃の美を感じた。鬱くしいという言葉が合う〜。ラスト本当にどっちがやばいのか、本当に背筋がゾクッとする。地雷だけどすごいという点で☆3だけど実際は☆3.5くらい。
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高尾滋さんの推薦帯『歪で瑞々しい。』に惹かれて。装丁も美しい。
優等生弟×売り専兄の兄弟もの。面白かった!
『自慢の弟』を演じ続ける秋生と、目的のために『いい兄』のフリをし続ける元春。
お互いが泥の中にいて、お互いがそこに咲く蓮だったってことなのかな。
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優等生弟×ウリセンの兄。兄は本当にクズなんだけど、弟はその方が嬉しいみたいっていうの萌えた。時間をかけて弟は兄をやっと自分のものにする。兄は諦めて弟のものになったかに見えるが実は兄がそうなるように仕組んだことだった、というオチ。そういうのすごく好きなんだけど、個人的にはオチの前にあれ?もしかして?というのを何ヵ所か設けて欲しいというのがあるんですよね。いきなり過ぎるのでね……
お話は暗くてそれこそドロドロなんですが絵柄がサラッと可愛いので重苦しいの苦味な方でも大丈夫かも。
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弟×兄。
メビウスの輪みたいに裏と表がくるくると…。やっぱり狂っているのはどっち?という終わりかたも、最後にタイトルをもってくるのも計算されつくした演出でした。
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畳み掛け方が「最高」の一言。
彼らは小さい頃からずっと二人っきりで、その小さな世界をずっと共有してきたし、それを他人に理解されたいと思ってない。
彼らにとって大切なのは互いで、それ以上でも以下でも無い。捻れて拗れて、それでも答えは最初から出ていたのかも。
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スタイルが比較的華奢なキャラを描く方でこの話の内容に合っていてとても綺麗だと感じました。
両親を早くに失って二人で生きてきた兄弟。兄は体を売り反面弟は優秀で将来有望、泥の中にいる兄とそこに咲く兄にとっての唯一の希望の花の弟、という構図で描かれる兄弟愛…
かとおもいきや二人の、こと弟の心情はより複雑で汚泥に塗れているどんでん返し(でもないですが)が個人的に好きな展開すぎて、ラストはグッときました。
表面に出さずにじわじわ病んでる感じ好きなので本当にこの二人はツボでした。すごい良いところで終わっていて「えええここで終わるのか!」となったので続きがすごく読みたいです。
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歪な兄弟愛。うーーーん。近親相姦のヤンデレ具合も珍しいレベルでもなく、ラストにちょっと意外な事実があったけど衝撃!って程でもなかったかな。期待したほどではなかったけど普通に面白かったです。さらっと読めました
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歪んだ愛の形に衝撃を受けた。むしろこの作者さんの強みな感じする。何度か読みたくなるクセのある話。兄弟愛。
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歪んだ兄弟愛が最高。好みは完全に別れると思うけど。
優秀な弟を演じて兄をもっと汚して堕としたい危ない愛情が最高。
やばい弟とビッチな兄の話かと思いきや、、、最後に前提を覆すどんでん返しが待ってて本当にこれを越える作品あんまりないかも。
もっとドロドロでもよかったな、、、もっと汚れてても、、、って気持ちになってしまうので☆4止まりだけど完成度としては☆5だと思う。