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“榎本芙三歩のことを好きになってから僕はずっと落ちつかなくて、そわそわもぞもぞ、それは興奮していると言うよりいささか混乱しているのだった。なぜなら好きというのは僕の中に生まれた全く新しい気持ちだったし、僕はそれがこんなふうに乱暴でとっ散らかっててちっとも休もうとせずにぶくぶく脹らんでゴンゴンいろんなものにぶつかりかち合い僕の中にそもそもあった展望や計画や気分や価値観を無茶苦茶に壊してしまうとは知らなかったのだ。皆誰かのことが「好き」とか言って笑ってるときこんなふうに内心グルグルしてたのかよ、本当に?と僕は疑わざるをえなかった。”
やだ格好良い。
よく分からない世界観にぽいと放り投げられる感じ。
主人公達の後ろの世界観が徐々に分かるような、今ひとつよくわからないような。
樹木の山村さんってのは樹木吸い込んじゃったとか?
ルビにクローンサイトウさんと振られているのにときめき。
どんな展開がくるのか楽しみ。
“『なんだろう……?
全然そんなタイミングじゃないのに。
いつかアイツがオレに言ったセリフが
ぐるぐるぐるぐる頭の中・リフレイン。
「おまえさ その可もなく不可もなくみたいな人生に
どっぷり浸りすぎて大事なモンなくしてんだぞ?」
"大事なもの"……!?』”
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舞城原作ということで久々にマンガ買って読んだなあ。
おじさん、この手の情報量の多い雑然とした絵は見てて疲れるんだけど、この世界観とテンポはやっぱりマンガでこそだし、がんばって読み続けようと思った次第。
こういうマンガ楽しめるってことは、まだ若いと思っていいんだろうかな?阿修羅ガールや好き好き大好き超愛してるの頃の舞城感が懐かしいっす。
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舞城王太郎原作の漫画。
絵はエアギアの大暮維人。
手に空いた穴で好きな物と同一化できる能力を持つ者たちの青春物語。
舞城さんのだだ漏れる想像力が発揮されている作品。
好き好き大好き超愛してるにあった神との戦闘の小説に近いものを感じた。
大暮さんの漫画は読んだことはないが、絵は繊細で舞城さんの突飛な文章と上手い具合に適合している。
続きに期待。
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舞城王太郎原作の文字に買ってしまうよね。やっぱり。おもしろいよね。がんじがらめになりそうになったけどね。なんとか持ち直したよね。おもしろかったよね。
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大暮 維人の新作。原作付き。
まあ、ちょっとわかりにくくて、不思議な感じ。
原作の舞城 王太郎という人の物語は読んだことがない。ので、この不思議な感じが大暮 維人の味なのか、それとも、原作の人の味の方が強いのかは良くわからない。
でも、大暮 維人は、後半、お話が広がりすぎてとっちらかるところがあるので、もしかすると原作付きの方がよいかもと期待。
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序盤は話の流れがよくわからなく、読者置いてきぼり感がある。が、絵がすごく上手いのでストーリーが多少難解でも読めた。
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ツボ。どハマりする予感。
舞城王太郎と大暮維人の見事なコラボ。
情報量の多さと言葉により紡がれる狂気じみた世界が、同じく情報量の多さと緻密な絵柄とエッジの効いたデザインと融合して化学反応じみたものを見せている。
人を選ぶかもしらんけど、軽快に一気に読み倒すもよし、じっくりと過多気味の情報量を咀嚼して消化するもよし。
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いまどき珍しくないと思う。
漫画家と小説家タッグ。
けど、情報量多すぎて老眼間近の者には
かなり疲れる作品。しかも、珍しい横文字。
慣れましたが(笑)
相変わらずな読者おいてけぼりなのね。
一応、2巻まで読了。
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なんとなく敬遠していたのだが、とても面白かった。
〈無自覚な全能者を無自覚なままでいさせようと周囲が奔走する〉という構造は、涼宮ハルヒシリーズへのオマージュだろうか。
こちらは完結して欲しい。
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1巻から出ている5巻までイッキ読み。
これ、自分好みですごく面白い。
原作付きだけど、小暮さんの絵は綺麗だしテンポ良くていいな。
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電子書籍にての読了 大暮維人先生の絵はとにかく上手くて綺麗だし舞城王太郎先生の話も面白くとても良いコンビだなと感じました。 ジョージ・ジョースターも途中までしか読んでないけど少し読んでみようかなと思いました。
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連載中 人が様々なものと合体できるバイオバグが存在する世界。恋のためだったら世界だってぶっ壊す。原作者は違えど『天上天下』『エアギア』の大暮維人の画力の神髄がここにある
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第一印象は、小難しくてオシャレな話。
軽く一度 読んだだけでは理解できない…。
けど、何度か読む内に
とてつもなく切ないラブストーリーなんだと認識させられます。
噛めば噛むほど味の出る作品です。
玄人向け。
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漫画を読まなくなって久しいが、原作・舞城王太郎に惹かれて読んでみた。だけど、まず作画のクオリティの高さに驚いた。漫画ならではの吹き出しのおもしろさが随所に見られるし、気持ち悪いとこはちゃんと気持ち悪い。
沙雪のエピソードには藤井たちと同じく不覚にもうるっとしてしまった。なんかちょっと恥ずかしい...
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とにかくごちゃごちゃしてて、情報過多。
巻の真ん中あたりで、全体像とか世界観とかが分かってくると、楽しくなる。