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図書館で借りた装丁と違う。この装丁だったら借りていなかったかも。赤みがかったオシャレなお菓子たちだった。
でも内容はまったく違う。「歌の声」はちょっとわからなかったけど、「好き嫌い」と「考えられないことは」は一昔前の事で興味深い。
今年の1月に永眠されたんですね・・・
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表題作.このような戦前と戦後間もない時期の話を書ける人がいなくなった.こういう時代があったことを忘れないことが大事だ.「歌の声」ではオペラへの愛着が迸り出た文章だ.淡々と話が進む中で,ふと考えさせられる件がとても快適だ.
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2015年6月30日発行の本を図書館で手に取りました。
暗い赤い色の箱や花、バッグを細々と並べた美しい写真に惹かれました。
初めて読む作家さんだったのですが、戦中戦後の話でした。
耽美な雰囲気でもありつつ、淡々と表現されていく感じは読みやすいかった。古語ではないけど、『轅』とか馴染みない言葉もあり、調べつつ読んだので、心に入ってくるという訳ではなかったけど、こういうものなんだろうなぁと受け取りました。