投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ハリー・ボッシュ(ヒエロニムス・ボッシュ)シリーズ1作目。
主人公の本名()が後に続くシリーズの大きなテーマになっている。陰鬱な物語の中にある、微かな光が次第に大きな光となっていく。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ハリー・ボッシュ・シリーズ第1作。
ロサンジェルス市警の刑事ハリー・ボッシュの活躍を描いたミステリ。著者デビュー作とのことで、人物造形が類型的。視点の置き方にもぎこちなさが感じられる。だが、主人公の孤独感が作品全体を包みこみ、独特な雰囲気を醸しだすことに成功している。結末には意表を突かれた。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
最近、昔はまっていた翻訳ミステリーが懐かしくなり、「夜より暗き闇」から再読しはじめたハリー・ボッシュシリーズはやっぱりものすごく面白くて、せっかくだから一作目から読み返すことに。
P24で、一匹のコヨーテがボッシュの気を引く。小柄な獣で毛皮はみすぼらしく、ところどころ毛がすっかり抜けている。シリーズ初のボッシュとコヨーテの描写だと、心の中でメモをする。
ボッシュの刑事としての優れた観察眼と推理力にFBI捜査官エレノア・ウィッシュ同様、ぐいぐいと引っ張られ、ボッシュサーガに引き込まれる。
「偶然なんてものはないんだ」とボッシュが口にするたびに、これは誰かが仕組んだことなのか?
何かの伏線なのか?
と心の中にメモをする。
下巻でそれが解き明かされるのが楽しみ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
有名なシリーズモノの一作目。
ベトナム戦争帰りの刑事、ハリーボッシュ。
これぞハードボイルドという感じ。
何だか非常に男臭くて、果たしてこれは面白いのか?と疑う序盤。
巻の中盤くらいで少しスピードに乗ってくる。
どうやら恋愛要素もあるみたい。
何だかありきたりな展開だよなぁ、と今のところ思っています。
下巻でどうなるか。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
もう目新しいハードボイルドなんてなかろう。と思っていたので、手に取らなかったんだけど、すんげぇ面白いのな!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ハリー・ボッシュ、最初の作品。
なるほど。こういう感じで始まったんですね。実は、ハリー・ボッシュ物を最初に読んだのは、『燃える部屋』だったので、既に定年延長契約制度を適用されているハリーでした。ですが、こちらはまだ(所轄に左遷されたとはいえ)バリバリの現役ですね。
それと、最近の作品では、あまりベトナム戦争経験の話は出てきませんが、この作品では、物語の舞台設定上、めっちゃハリーのベトナム戦争経験について、触れています。
上巻では、まだまだ話の始まり。実際に事件が“動く”のは、下巻からですよね。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
原題はブラック・エコーだが、女性FBI捜査官の自宅に飾られているエドワード・ホッパーのナイトホークス(この絵は僕は大好きだ)に変更したのだ。この女性捜査官エレノア・ウィッシュ、音楽はジャズを聴くし本棚にはジェイムズ・クレアリー、チャールズ・ウィルフォード(こちらはまだ読んだことが無い)が並んでいる。なんてオシャレな女性だ。これはハリー・ボッシュが惹かれるのは無理もない。ミステリーコメントは下巻に
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
ブラック・エコー。地下に張り巡るトンネルの暗闇の中、湿った空虚さの中にこだまする自分の息を兵士たちはこう呼んだ…。パイプの中で死体で発見された、かつての戦友メドーズ。未だヴェトナム戦争の悪夢に悩まされ、眠れぬ夜を過ごす刑事ボッシュにとっては、20年前の悪夢が蘇る。事故死の処理に割り切れなさを感じ捜査を強行したボッシュ。だが、意外にもFBIが介入。メドーズは、未解決の銀行強盗事件の有力容疑者だった。孤独でタフな刑事の孤立無援の捜査と、哀しく意外な真相をクールに描く長編ハードボイルド。
読みにくい文体?みたいで、わたしが普段読むスピードでは読めずゆっくり時間をかけて上巻読了。
面白いのよ、とっても、でも読むのが遅いという自分の中の矛盾あり。
感想は下巻でまとめます。
The black echo by Michael Connelly
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
2015年に始まったAmazon primeのTVドラマのファイナルシーズン<7>を見終わってしまったので(スピンオフの製作が決定しているらしいけれど)、改めてシリーズの1巻目(1992年刊行)から初読することにしたところ、30年前の作品だとはほとんど感じさせない(ポケベルと公衆電話をかける小銭が必携…)臨場感あふれる語りの巧さに感服。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
『絶対に最初から順番通りに読め!』という教訓に倣い、<ハリー・ボッシュ>シリーズ第一作目にようやく着手。紙派の人間にとっては絶版本を入手するのがそもそも高いハードルなのですよ。今となっては流石に古臭い翻訳(1992年刊行)の所為で、序盤は全く物語に馴染めなかったが、ボッシュの人となりを知るという点において、今作が重要な役割を担っているのが良く分かる。原題の「The Black Echo」のままではベトナム戦争の色が濃過ぎるので、名刺代わりの意味合いも込めてのこの邦題なのだろうか。真偽は不明。続けて下巻へ。