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小説としても面白かったし、経営の初歩知識の習得にもよいと思う。
個人的には知識習得よりも、ところどころにちりばめられている、名言が気に入った。
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ストーリー的に???と思うところもあるが、読むと元気になれる本。財務知識が頭に残るかどうかは別にして、サラっと読める。初版152pに誤植あり。
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決算書の見方がサラリとわかるという点では、『会計天国』(PHP研究所)に近い。
小売業で働く身としては、いろいろ再確認という意味で勉強になった。
スタッフにいかにして能動的に動いてもらうか、という課題に対して「行動が生まれる理由が自ら生まれないと、行動は長続きしません」というのは本当にその通り。
気をつけていこうと思った。
こんなに次々店舗運営が好転するというのは嘘くさい、というかリアリティがない気もするけど…。
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企業再生物語の小説。
タイトルからしてなんとなく若手社員が活躍する話と思ったけど、主人公は48歳(話の最初)で、他のメインの登場人物も本屋の店長か管理職なので、若手社員という感じではなかった。
後、タイトルからして『ロスジェネの逆襲』を思い出した。設定も銀行からの出向と共通点も多いし。話の途中に池井戸潤の名前がでてきたので、意識してるのかもしれないけど、いったい何に対して逆襲してるのかは分からなかった(敵らしい敵はでてこないし)。
本を生活者視点で陳列しなおすというのは、蔦屋書店みたいなもんだと思うのだけど、個人的にはどうにも本が探しにくくて、なんか違うと思った。いつも行ってる本屋に行く感じで行ってしまったからかもしれないけど。
後、文庫本や新書が出版社別(シリーズ別)に並んでるのってそんなに違和感あるだろうか。シリーズで探したい人もいるだろうし、それこそまさにセレンディピティが働く気もするのだけど。
本題とは関係ないけど、『千里浜なぎさドライブウェイ』という車で砂浜を走れる海岸というものを初めて知った。ちょっと行ってみたい。
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崖っぷち社員たちの逆襲-お金と客を引き寄せる革命
「セレンディップ思考」-2016/4/20 著:小島 俊一
著者は、中小企業診断士・産業カウンセラーの資格を持ち「良いコミュニケーションが人生を豊かにする」をテーマに、コーチングやNLPの手法を用いた「魔法質問セミナー」を開催中。中小企業再生をライフワークとしている。
「企業再生」へのアプローチには、大きくいって2通りの方法がある。一つは、大規模なリストラで大量に社員を解雇する方法。もう一つは、従業員を大切にすることで「企業再生」を果たす方法である。
本書は後者の方法を用い、いわゆる「街の本屋さん」を再生へと導く物語である。
構成は以下の13章からなる
①出向を命ず
②招かれざる客
③お客様は神様です
④クレーム対応
⑤従業員はコストですか?財産ですか?
⑥逆上がりできますか
⑦割増退職金
⑧反撃
⑨何によって記憶されたいのか
⑩手のひらを返す
⑪セレンディピティー
⑫奇襲攻撃
⑬退職願い
街に普通にある旧態依然のい本屋。
この業界も他業界と同じように淘汰の波が押し寄せている。町の本屋は今や活字離れの若者およびアマゾン等の影響から衰退産業となっている。
そんな本屋に銀行からの出向者として再生を託された一人の熱い男。
貸金の回収ではなく、企業の再生をミッションとして奮闘するこの男。
変化は誰もが嫌うもの。当初は煙たがられた彼の言動行動もその熱い心と気持ちにまわりが突き動かされていく。
すべてがフィクションとは言えない本作。
読み進めるうちにこちらにも元気のおすそ分けをいただける本。
すべてはうまくはいかないが、うごかないと変化は訪れない。
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読みやすい企業再生物語。
そんなうまくいかないよ、っていうほどトントン拍子で進むところはあるけど、ポイントは濃縮されてる。
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赤字が続く書店がどのように復活していくかが描かれています。また、読み進めると決算書の見方やマーケティングなど、社会人として身につけるべき素養の基本に触れることができる点がいいです。
ここでの学びは、会社が復活するには理論も大事ですが、それ以上に社員のやる気を引き出すこと。
何度も読み返して参考にしようと思います。