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紙の本
すごさをほのめかすワクワク感
2013/07/13 17:43
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投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『海皇紀』の魅力の一つは、
その舞台でもある海のような、
晴れ渡った大海原を行くようなワクワク感にある。
そしてそれを感じさせるのは、まず人物のすごさである。
なんといっても主人公のファン・ガンマ・ビゼンの、
とぼけているようで底の知れない深さ、大きさ。
そして「伝説の兵法者」ドゥバン・サノオのすごみ。
1,2巻は、もう一人の英雄である小国ウォルハンの王、
カザル・シェイ・ロンの戦いにこの二人が力を貸す展開だが、
カザルの炎のような激しさが前面に出てくるのに対して、
二人の力はわりに静かに暗示されるだけで、その対比がいい。
自分ではなかなか動かないファンの活躍は、
次の巻らしいと予告されるだけだが(ワクワクする)、
トゥバンはここでその能力の一端を見せる。
「伝説はふつう誇張されてるもんだが、
おっさんの場合、伝説の方が多少おとなしめだな」
というファンの言葉が面白い。
こういう凝った言葉も、魅力の一面だろう。
何やらすごそうな「海の一族」「影船」。
正体は謎のままワクワクしながら話は進む。
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