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なんで
2018/07/22 22:23
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
なんでこういう受給家庭の子供に公務員になれってすすめないんだろう。
高卒でもそんなに難しい試験ではないし、税金で養ってもらったんだから恩返しに公僕になるのって正しい道なのでは。
無駄に高い専門学校行たってロクな就職できなさそうだし、安定してるのに。
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福祉業界で働く者としては親近感を持って読める。社会福祉士資格取得を目指す方には、生活保護制度を勉強するきっかけになるのでは。ケースワーカーさんを応援したくなる。
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生活保護の漫画。
結構リアルに描かれてます。
生活保護の実際のところを一般の人にもっと知ってほしい。
刑事ドラマに負けない人間ドラマがあります。
今後に期待。
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前巻から随分と間を置いての第3巻。第2巻から続きの不正受給についての件で話は進む。今回からは扶養義務についての話が続く。現場でも実感する話が多い。うまくいかない家族関係が多く、型どおりにはいかない話。シビアな話で次回へ続きとなる。毎回、あるあると思いながら、つい一気読み。次回が秋出版らしいので、間が開くのが辛いところ。次回作にも期待したい。
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相変わらず重いなぁ…な、3巻。生活保護のケースワーカーのお話。こういう事もあるのかなあ、と読むのが今の私の精一杯です。
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福祉事務所の新人ケースワーカーの話なのですが、「相談」にどうこたえるかが話の中心に変わってきました。
生活保護を受ける人にはそれぞれ異なる事情があります。
その一方で法律も様々なことを考慮して作られています。
その個々の事情と法律の双方をいい感じにマッチングさせて血税をこのケースで使うべきかの判断をする。
不公平がないように、各案件の事情に寄り添うように、しかも、情に流されすぎないように。
主人公の"えみる"がどういうケースワーカーに成長するのか楽しみです。
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生活保護マンガの第三弾。不正受給(になってしまう)実態のパートから、今度は扶養義務者問題に移る。今回も、新しいパートに移る時に、一話完結の週があった。優秀で堅物のえみるの同期、栗橋千奈が主人公になっている。これがなかなか、秀逸だった。
栗橋にとっては、主人公えみるは「社会人になっても遅刻」「机の上ごちゃごちゃ」「ぬるま湯につかったようなフワフワした脳みそ」に見えて許せない。しかし、そのえみるが何度聞いても病院を受診しない理由をいわないで保護打ち切り一歩手前の受給者をたまたま応対して、その真の理由を世間話で聞いてしまう。たぶん受給者にとっては、こっぱ恥ずかしい自分の事情を「怖い」栗橋にはどうしても話せなかったのだろうし、えみるは話しやすかったのだろう。こういうのは、福祉の現場ではよくあることだと思う。ミスばかりしている職員なのに、なぜか利用者の受けがいいのである。
生活保護は、たとえどんな生活破綻者でも「健康で文化的な最低限度の生活」をする権利があることをうたった憲法により保障されている制度である。それはえみるのような役割の人物が社会に必要だから存在する制度なのではないかと私は思う。きちんとした生活をする人間しか生きていけない、存在を許されない社会だったのだとしたら、やがては社会が摩耗し壊れてしまう。というようなことに納得がいかない人は、いつまでたっても生活保護費をパチンコに使って最後の一週間は水ばかり飲んでいるような受給者を一人たりとも許さないだろうし、生活保護パッシングを続けるのだろうな。
ところで、栗橋の最後の怖いほどの怒り顔。たぶん自分に対しての怒りだと私は思う。
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高校生の欣也君の収入申告問題(バイト代の徴収)は解決。
保護開始に先立って行なわれる,親族へ扶養の意思を確認する「扶養照会」がテーマのエピソードが開始。「絶対に親に知られたくない」確かにいろんな事情があるんだろうけど…。
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今回もまた色々と取材をされて描かれたそうで、内容的にも十全に面白い上に生活保護について勉強になりますねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
僕もアレですねぇ…将来的にはお世話になるのかな? とか色々考えますけれども、その時に親兄弟と険悪になっていたりすると嫌かもですねぇ…なんでも親兄弟に連絡をとって扶養できそうかどうか? などと聞くんだそうです…職員が…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
んー…まあ、それはそれとして今回もまた楽しめましたねぇ…いや、この漫画家さんのファンですので、どの作品もそれなりのクオリティに仕上げてきてくれるんじゃないか…みたいな期待は常に持ってますよねぇ…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー
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いいですねえ、こういうマンガ。
生活保護を申請してからの扶養照会は、こんな感じでやるのかと、勉強になります。
「健康で文化的な最低限度の生活」を送る権利は誰でも持っている。
なのに、社会保障費は削られる一方。
介護保険も払うばかりで、年々利用制限をかけられている。
時々マスコミが生保受給者へのバッシングを目的とした煽り記事なんかを出すのも、絶対何かしらの意図がありそうな。
本当に必要な人が、必要以上の辱めを受けずに速やかに生活保護を受けられて、人間らしく暮らせる世の中になるといいな、と。
本来はそうあるべきなのに、今の政府は真逆ですね。
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この漫画、ほんとにすごい!
たくさん取材してるのがすごくわかる。
丁寧な仕事ぶりが読んでいて伝わってくる。
申請者の部屋に初めて入る時の違和感とか、衝撃はワーカー本人さんなんじゃないかと思う臨場感。
三巻は、不正受給についてかかれていて、世間の現実とイメージとのギャップ問題を提起していると思う。高校生がしらなくてバイトしちゃってと話ってあるんだね。これって制度的に欠陥と考えられないかなぁ。
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バイト代返金の終わりが、モヤモヤというのがリアルでした。
親が医師の人は、アレを予感させる終わり方でした。
総合病院としていましたが、大学病院の方がとおりがいいような。
一般常識で判断してはいけないというのが、えみるには苦痛なのかも。
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お金にまつわること…というだけでいろいろありそうなのに、
単に経済的な問題ではなく家族の確執とかそういうのも絡むと
ますますどうしていいかわからなくなりますね(´・ω・`)。
いろんな「生活」があるなぁと実感すると同時に、
こういうお仕事の大変さがしみじみ感じられます。
ひとさまに、変な厄介や気遣いはかけずにいたいと自分をふり返ります。
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借りたもの。
前回の続きで、不正受給扱いの母子家庭のケース決着篇。
不正受給に相当する額の返還を求められて「これは何の『罰』なのか」と激情し、自分の大切なものを壊してしまった日下部欣也少年。えみるは説明不足を補い、生活給付金の本来の目的と、何故返還を求めるのか丁寧に説明する。
説明をするためにも信頼というか「関係」を気づくことの重要さを意識させられる。
「言った」「聞いてない」の話になっていた日下部親子も、確認書のサインの現物をみて、母親は自らの説明不足にもあることを納得するところも興味深い……
後半には親子関係――毒親や虐待親――の問題を垣間見る。
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本巻は扶養照会の問題を取り扱っている。生活保持義務は、夫婦と親から未成年の子への義務。生活扶助義務は兄弟など。