電子書籍
必然性がイマイチ…
2018/03/07 22:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:jaf - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の女の子が"開国間もない日本で"、"女性の身で"、"外国人に"、"パン作りの弟子に"なる、という設定はとても面白いと思います。当時の日本の風習なども興味深く描かれていました。ただ齋藤一を出す意味ってあるのかしら…?無骨な武士を登場させることでコメディーやサスペンス的な要素を盛り込みたかったのは分かるけど架空の人切り(昔のジャンプみたいに)でもよかったのでは?そちらの方が物語が軽くなって気軽に楽しめる作品になったのでは、と思います。史実の人が出てくるとどうしても整合性とか意味とか考えながら読んでしまう。"史実"を描きたいようには見えないので必然性がない限り歴史上の人物は多用しない方がいいのではないか、と思いました。
結論:主人公の女の子に注目して読めれば面白い。あとこの時代について先入観とか予備知識がない人なら楽しめる、と思う。
投稿元:
レビューを見る
日本人にとっての「はじめて」が西洋から雪崩れ込む明治4年。東京・築地の外国人居留地にある「フェリパン舎」で働く少女、西塔明はひょんな流れから、謎の男=藤田五郎を紹介され、一緒に働くことになる。一見怖いが、明が作ったパンを、初めて残さず食べてくれた日本人…。だがその男こそ、かつて「壬生の狼」と恐れられた新選組・三番隊隊長=斎藤一、その人だった!!巨匠・樹なつみが初めて挑む、時代劇&グルメコミック!!
投稿元:
レビューを見る
158ページ、浅葱色のダンダラに身を包んだ斎藤一、原田左之助の奥に見えるのは土方さんでしょうか‥これだけで眼福。
明治4年頃の斎藤一こと藤田五郎がどこで何をしていたのかは、謎な時期ですね。この時期に、一(タイトルが「一の食卓」なんで)ミーツ、パンとフランス料理^^;。これは新選組オタクの私も想定していなかった‥。でも、一くんを動かしている「あの方」はいずれでてくるでしょう。
投稿元:
レビューを見る
これまた、新しいカタチの『新撰組』の漫画が誕生したな
グルメ系も絡んでくるとは驚きだ
まぁ、ぶっちゃけると、そこまで前面にグルメ漫画っぽさは、まだ出ていないな、と思った
明治維新が起こって、いくらも経過していない時代だけあり、日本で誕生する西洋料理の根底の基礎となる、まだまだ、改良の余地が十分にある料理が登場する
明治時代に生きる人々が、国の外から入ってきた食べ物にどんな反応をするのか、どうやって日本らしい味に改めていくのか、食からも歴史の動きが見えるのも面白い
素朴、だからこそ、登場人物だけでなく、読み手の食欲もそそられるのだろう
加えて、話の主軸の一本となる人物が、新撰組の中でも人気の高い、斎藤一ってのが、また攻めを感じる
美麗、そんな表現が最もしっくり来る樹先生の絵の中で動く、斎藤一もとい藤田五郎はホントにイケメン。そのインパクトは、『るろうに剣心』の斎藤一に匹敵するだろう
そんな彼の人間的な魅力を引きだしているのが、誰でもない、もう一本の主軸たる少女、西塔明だろう
名に恥じず、明るく真っ直ぐな彼女の、戸惑いこそ含みつつも、怖気る事なく真摯な藤田への接し方は、可愛い、と思う以前に、人として見習いたい
彼女の食欲優先なスタイルもまた、好感を抱ける
食に興味の無い斎藤が、明の光に触れ、どのように変えられていくのか、そこもまた、この『一の食卓』を読んでいく上で楽しみに出来る点だ
これから、どんどんとストーリーが深まり、樹先生の技術により、まだ読み手には見せてもらえない「何か」も判ってきそうで、続きが待ち遠しい
この台詞を引用に選んだのは、人の上に立ち、なおかつ、癖もありすぎ、アクも強すぎの化生じみた者らに揉まれて生きる男の、今以上に成り上がる、そんな覚悟と野望が垣間見えるモノだったから
投稿元:
レビューを見る
樹先生の新刊、待ってました!!!
明治維新が推し進められ、揺れる日本で一生懸命生きる少女・明と、かの新撰組の狼と恐れられた斎藤一あらため藤田五郎がパン屋で同居……?とあらすじを読みながらハテナだったのですが。
2人の年の差といい、藤田のキャラといい、話中出てくるお料理といい、とても素敵な漫画でした!樹先生の漫画は花咲ける〜しか読んでいませんが、和風キャラもかっこいいです!
まだまだ序章といった感じですが、明ちゃんを応援したくなります。五郎とくっついたりしないのかな…!(笑)2巻も楽しみです。原田さんどんなキャラなんだろう。
投稿元:
レビューを見る
最近幕末から維新にかけてのお話が熱いね。新撰組とか有名な人の名前しか知らないレベルなので、わたしにとったらこれが初の斉藤一漫画というわけで、まず斉藤一のビジュアルの別格さが凄すぎる(笑)パン屋さんのほのぼのした雰囲気と激動の時代の新撰組の生き残りの殺伐した感じとその融合がさすがの樹さんです。
投稿元:
レビューを見る
わーい、待っていました! 単行本化!!
昨今、多くなった新撰組もので、そこへ明治時代の西洋料理事情をかけあわせましたか! いい意味で驚いた。
料理に救われた少女が頑張る姿はいいですね。読んでいて、とても気分がいい。
畠中恵さんの「アイスクリン強し」が思わず頭に思い浮かびましたが、まったく別なものとして楽しませてもらいました。
今後の展開が楽しみですね。新作でこうしたものは久しぶりなのでうれしい限りです。
投稿元:
レビューを見る
多くの血を流した幕末の戦場を生き残った元新選組三番隊組長、斎藤一――改め藤田五郎
彼の左利きから放たれる刀の恐さにぞくり
その恐さと
ハルちゃんの美味しそうなフランスパンや料理たち
それからフェリさんの ジャパネスク好き――というかフェチ?――
どうコラボしていくのか?
投稿元:
レビューを見る
斎藤さんが左利きってのは有名な説なので良いのですが、刀が右差しっていうに抵抗感がどうしてもあるのよね~(-_-;)
話は思ったより面白いです。
投稿元:
レビューを見る
新選組&グルメ(帯より)の新シリーズ。
物語としてもちろん面白いんだけど、
購入の決め手は「斎藤一」が主要人物として登場することでした。
斎藤さん好きv
彼と、ヒロイン明がこの先どう関わっていくのかな?
(嫁ではないはず。史実的に。)
投稿元:
レビューを見る
樹なつみの新シリーズ!しかも新選組もの…と期待しながら読んだけど、期待以上というか、久しぶりに続きが待ち遠しい漫画に出逢えた!フェリさんがいいキャラしてるー。
投稿元:
レビューを見る
はじめさんが料理に目覚めて意外な才能を発揮していく話かと思ったら、まさかそんな軽い話じゃなかったっていうねwそりゃそうかwそんな訳で割と重い深い内容にもなりそうです。キャラのカッコ良さは流石ですよね^^さのすけ早よ!!(バシバシ
投稿元:
レビューを見る
マンガの題名の「一」は、新選組隊士の「斎藤一(はじめ)」の「一」です。江戸末期の乱世をくぐり抜け生き残った、元新選組隊士の斎藤一。一度は身を置くことも決意した会津を離れ、なぜか東京で、敵であったはずの「薩摩」の密偵となっています。そして、密偵として身を置くことになったのはフランス人の経営する「パン屋」!もちろん史実ではなく創作ですが、斎藤さん、ビジュアルも人間性も男前でウットリするくらい素敵です。斎藤一、いつの世でも仕事のキッチリできるいい男。しっかりした設定の話なので2巻以降の展開が楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
★の数は期待値の高さ。
これからこれから。
期待と言えば次巻は原田さん登場予定。
熱い男が絡むとお話が転がるからね、楽しみ。
* * * * *
日本史好きではあるものの
この際、息子さんがモデルっていう、斉藤さんの「あの」肖像画は
一切、脳から追い出す所存。(笑。
* * * * *
何よりもご飯優先の明ちゃんや、
ジャパニーズ浪漫に萌えるフェリさんら。
オリジナルキャラにも好感です。
投稿元:
レビューを見る
『斉藤一』と『西洋料理』。は?こんなミスマッチのコラボ、想像つかな~い!でも読んでみて全く心配なかった。樹さんったらさすが大御所、凄腕だわ。ただ、フェリさんが“花咲ける…”の残念なムスターファに見えてしょうがない(笑)。そして斉藤一は野性味ある立人(笑)?まあとにかく先が楽しみなシリーズ。