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冒頭から描かれるのはなずな達の馴れ初め
面白いのは、なずなと躑躅だけなら普通の少女のような触れ合いだったのにねるが加入した事でそこに歪さが生まれたように思えてしまうけど、よくよく見ればねると出会う前からなずなには一定の素質を見れる点だろうね
また、躑躅も大きな度量は交友関係を広げるに役立っているように見えて、なずなやねるを受け容れてしまう土台になっているようにも感じられる
だとしても、ねるもなずなも躑躅も決定的な何かと出逢わなければ箍が外れるなんて有り得なかったはずで
そう考えると松戸先生はかなり罪深い…。てか、彼が捨てていた物は一体何だったの……
さておき、三人の始まりは穏やかながらも何かの萌芽を感じさせるもので
でも、その反面でしっかりと少女達が友達を得る青春模様も感じさせるのだから、歪さと温かさが同居したものとなっていたよ
9話は色々とインパクトというか、思い切りの良い内容だったなぁ
作中でプラシーボ効果とか言っているけど、ああいうのって伝播するんだろうか…。普通に薬を貰いに行けばいいのに「お前も生理痛になれ!」と言わんばかりに挑発を繰り返して、その通りに広がっていく様はちょっと面白い
そして問題の10・11話
懐かしい顔が登場したと思ったら、特に呼んでもない顔まで登場した(笑)
見た目の時点で禍々しさの度合いが強いのに、新入部員歓迎の為にオリジナル自販機を持ち込むのはもはや意味が判らない(笑)
体液とか血液とかどういう意図で仕込んだんだあの自販機…
ただ、この時点では流石に液体限定なのかなって思い込んでいただけになずなが飲んでしまった飲み物に関しては寒気がしたよ!
誰がどう見ても異常事態、それに対して冷静に対処したねるは凄いのか何なのか。また、すぐ感謝を言えるなずなとか吃驚しつつも状況を受け容れている躑躅とか何と言うか人としてのレベルが高いなと思ってしまう…
ただ、そんな彼女らを超越しているのが松戸先生なのだけど。彼が捨てた物は本当に何なの……。嫌な予感しかしないのだけど