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男女の関係というのも色々なことがあるものだ。さて、中沢社長の喉の異物は問題なかったが、結局業績不振の責任を取って社長を退くことになってしまった。まあ、過去に良かったことでもずっと続くわけでもないので、その辺は難しいのだろう。社長退任とともに、島耕作も出向でワインの販売へ。しかし、どんなところでも楽しく仕事ができて羨ましい。
ここでは、美味しんぼみたいにちょっと説明的なことが多いが、知識も得られて面白そうだ。エミール・ロランとの対決が面白い、さすが島耕作なかなかやるな。今後の展開が楽しみだ。
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サラリーマンとして素人だった時にはよく分からなかったセリフ。次期社長を決める時、大泉会長と我らが中澤社長が岡林副社長を評して曰く「正論だがわしはどうも好かん」「私も同感です」。
自営業者の息子が20年近くサラリーマンを奇跡的にやってきて、つかんだ一つの哲学が「正論は必ずしも正しくない」。人間は感情が先行します。大切なことは島耕作に散りばめられています。
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ずいぶん久しぶりに2巻が出たけれども、今回のシリーズはどうも面白くない。作者の好きらしいワインのことを描いていて、話しの中心が人間よりもワインの解説のほうに向いてしまっている。そうなると、話しの流れのほうがワインのおまけになってきて「美味しんぼ」のようなどうしようもないつまらなさに近づいているような気がする。