0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「元彼の遺言状」「倒産続きの彼女」を読んで面白かったので、こちらも。
何といっても、主人公の弁護士・剣持麗子のキャラクターがいい。
また次も出ないかな。
投稿元:
レビューを見る
253ページ
1540円
8月30日〜8月31日
亡くなった町弁護士のクライアントを引き継ぐことにした剣持麗子。都内の大手法律事務所で働くかたわら、業務の合間の深夜に、一般市民の相談にも乗る羽目になる。町弁護士の村山を頼って連絡してきた黒丑
と出会ってからというもの、死体と対面する機会が増えて...
合理的な剣持麗子の本質である人情的な一面が多く見られた。弁護士事務所の運動会というのが、嘘かと思ったら本当で、分厚いルールブックまであっておかしかった。事件を最後まで追いかけて解決するのでな
く、ある程度の見切りをつけて次のストーリーに移っていくという新しい形で書かれていた。黒丑はいい人だと思っていたので、最後はちょっと悲しかった。
投稿元:
レビューを見る
「元彼の遺言状」の剣持麗子が弁護士としてメインの仕事としている依頼以外に請負う仕事で徹夜で解決するからワンナイト推理かぁ。あの事件後の話で良くも悪くも毒気が少し抜けた感じ。
連作短編に散りばめられたひっかかりが繋がって回収される。そして、この先が読みたいよぉー!続編希望です!
投稿元:
レビューを見る
2024/8/24 読了
新川帆立先生の小説、3冊目。
元彼も、倒産も、今回のワンナイトもとても面白かったです。
今回のワンナイトは短編小説集でサクサクと読めてしまうけど、それで物足りなさがあるというわけでもなく楽しく読めてよかったです。
一晩で剣持麗子先生が物語を解決していく様がカッコよかったし、性格が悪いようでサッパリとしてて、根は実は可愛いらしい感じでそこら辺も読んでて楽しかったです。
剣持麗子先生と、黒丑のコンビで、今度は黒丑の本懐を遂げる長編を読んでみたいです。
ドラマはとても残念なものだったけど、原作小説は本当に面白いのでその面白さがたくさんの方に届くと良いな、と思います。
投稿元:
レビューを見る
剣持弁護士のその後。短編の中でなぜか夜中に依頼者に呼び出されたり、事件に巻き込まれたり。サバサバと推理していくのが小気味いい。そして最後には。新川帆立さんの作品は読みやすくて、リズムがいい。
投稿元:
レビューを見る
剣持麗子シリーズ2作目(?)
※「倒産続きの彼女」は、単独ではないので。
今回は短編集なので、
さらっと読めました。
大口の企業案件ではない
ちまちました仕事を
なんか巻き込まれて対応。
以前なら断っていそうなのに。
黒丑や橘など、個性的なキャラも出て
また、最終章で色々と繋がって
面白かったですよー
投稿元:
レビューを見る
1作目から勢いが落ちたけど、麗子さんの脊椎反射的な言動を抑える描写が随所にあって、遺言状事件後の彼女の変化が顕著に見られた。
短編だけど繋がっている大元の把握と解決を次作で読みたい。
投稿元:
レビューを見る
話の構想・文章の読みやすさはあるのだが、登場人物の心理描写・背景設定が弱く、小説の世界に没入することが出来にくい。
投稿元:
レビューを見る
ミステリー要素は突出したギミックではないが,計算尽くでちりばめられた伏線を綺麗に回収していく全体構成は,流石の一言.どちらかというと,所々で語られる弁護士という職の実際が,読む価値を感じさせる独自の観点(決して華やかで,楽して金儲けができる職ではないし,それどころか普通のサラリーマンの方が余程楽と感じるブラック職である).
投稿元:
レビューを見る
頭が切れる敏腕若手女性弁護士の秀逸な推理と仕事ぶりに惚れ惚れしながら拝読しました。
弁護士(※現在は休業中とのこと。)の作家さんなので、法律系の方はより楽しめます。
投稿元:
レビューを見る
大手法律事務所で働く傍ら、民事の相談も受ける弁護士剣持麗子の短編集。
「元彼の遺言状」「倒産続きの彼女」が面白かったでのだが、この作品集は麗子の金に対する執念などが今ひとつパワーダウンしている。作品自体は短編集だが、事件は助手の黒丑や橘警部など絡めながら繋がっていく。面白さとしては前作に比べて今ひとつか。
2024年5月22日読了。
投稿元:
レビューを見る
剣持麗子シリーズ第3弾。
亡くなった町の弁護士・村山の案件を引き継いだ剣持麗子。
村山に昔の事件で世話になったという、源氏名『武田信玄』というホストから弁護士として、不動産屋殺害事件現場に呼び出される…
ホスト・信長殺害事件、弁護士・峯口事故死、首吊り死体発見と、事件が立て続けに起こる…
『武田信玄』こと、黒丑は、麗子に報酬を支払えなかったことから、バイトとして、麗子の助手に…
なぜか必ず事件に黒丑が…
何も関係のない事件だと思っていたが、黒丑が麗子に近づいたのには理由が…
ただの短編かと思っていたら、連作で、まだ続きがあるとは…
そこまでひっぱらなくてもいいのではないかと。
そこまでひっぱるような結末ではないような気もするが…
投稿元:
レビューを見る
さらっと読めて、面白かった。ただ、剣持麗子の個性が前作より弱くなっているよう。もっと、尖った剣持麗子が見たい。
すっきり解決といかない事件もあって、今後の展開があるのかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
元彼の遺言状のシリーズもの。章ごとに分かれていて、通勤時に1章ごと、読みやすかったし、面白かった。帆立さんの本は読みやすくて面白くてさくっと夢中になれる。
個人的に響いたのは、「上司は部下を信頼するのが仕事」「部下は上司に信頼させるのがは仕事」「自分の仕事をしなさい」のところ。その通り。最近、上司への不満がたまっていて、態度に出ていたかも。反省反省、自分の仕事をしようと思ってから、気が楽になりました。
追加
それからそれから、ここの感想を読んで、剣持先生が成長したとか変わったとか言われるのむかつく、って言っていたのを思い出して、ふふっとなりました。
投稿元:
レビューを見る
コスパで比較しても
タイパで考えても
方向性は出ても
結論を出すのは難しい。
悩むのが人間だし
考えるのが人間だが
悲しミニくれてしまうのも人間・・・