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投稿者:けいたろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は思って居た以上に消耗的でした。でも、1番キツかったのは何も罪のない飼い猫を撲殺した事。最後まで飼い主にすがるような目を向けて居たのが切な過ぎて…。後は家族の在り方、問題を起こしてしている本人だけの所為では無くて実は親の育て方が影響していると言う所に大きく納得しました。しかし、良いところで2巻に続くのはずるいなぁーって思っちゃいまして
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【鈴木マサカズさん】
最初はのんびり読める「町田ほろ酔いめし浪漫」で知って興味を持ち、
「銀座からまる百貨店」でそういう漫画家さんですか!
と、
認知し、
今回の「子供を殺してください」という親たちで追っていくことを決めた漫画家さんです!
【分割】
1巻は#1から#4までありますが、
#1は1話完結、
#2と#3で2話完結、
#4は2巻に続くので今回は感想は書かなく2巻でまとめます。
【占い師「神楽」的感想】
基本設定
「精神障害者移送サービス」っていうのね。
例えば、
親が手に負えない病的な子供を病院に連れていく。
でも、
暴れてできない!
と、
いったケースなんかに間に入って病院に連れていくのがお仕事なのが「精神障害者移送サービス」でしょうかね。
ちなみに、
日本では30名に1人が精神疾患で通院や入院をしてる計算になるらしい。
意外に多いよね。
患者と医者をつなげる仲介者的な存在のお話。
#1
庭で全裸になってバットを振る男性。
そう聞けば「精神異常だな」って普通は思うわな。
それを、
目視確認し依頼を受ける「精神障害者移送サービス」業を営む「押川」さん。
父親は法律事務所を経営してるやり手さん。
その息子さんなんだから当然、将来は弁護士かな?
と、
思われていたけど成績が下がってそれは無理と。。。
それから、
精神崩壊していって統合失調症に。
そのうち、
飼い猫をバットで虐殺する始末。
「押川」さんの説得の末、
入院させることには成功したけどすぐにでてきちゃうのね。
でてきちゃっても、
家に帰ってきたら報復が怖い家族はなんとかしてくださいって匙を投げて、
引っ越す始末。
精神病院と、
監獄がなんかリンクするね。
犯罪しても、
子供なら殺人でもすぐにでてきちゃう!
怖い!
報復が!
みたいな話を東野圭吾さんの小説で読んだ気がするぉ。
そして、
どこまでいっても子供もペットのように捨てちゃう親も怖い。
実年齢ではなく、
精神年齢で成人してから結婚、育児して欲しいですね。
そんな国にそのうちキノも行きそうだね。
ちなにみこの患者さん、
暴力事件を連続で起こし執行猶予中の事件で実刑判決がくだると。。。
たまに、
豹変する人っていませんか?
その人30分の1かもしれませんよ。
#2と3
アルコール依存症ですな。
漫画家「吾妻ひでお」さんも失踪日記のなかでアルコール依存症をカミングアウトしてるね。
意外というか、
普通に多いのが主婦さんのアルコール依存症なんです。
この漫画の中のアルコール依存症の方は男性で、
飲むと暴れるし、
暴れるだけではなく車の運転もしてしまう困ったちゃん。
こんなのに轢かれて死んだら死にきれんわな。
きっかけは���
父親に包丁で切り付け20針の怪我を負わせたこと。
オチは父親にあったんですが内容は内緒。
かぐりんが関わったことがある依存症はアルコールが軽度重度含めてざっと思いつく人だけで6名くらい。
煙草の依存症はたいした被害がでないし、たくさんいるんで割愛。
SEX依存症は2名かなぁ。。。
ドラッグはざっくり思いつくだけで3名かなぁ。。。
その中で、
占いのお客様だったのが半分くらいでしょうか。
ちなみに、
占い依存症だと思われる方はその3倍くらいいましたね。
毎月占いに100万とか使っちゃうんですよ!
普通に多いのが主婦さんのアルコール依存症なんです。
って書いたけど、
占い師しててそういう依頼がある。
特に昼の電話鑑定してた頃にそういう依頼があった。
最初はびっくりしたぉ。
だって、
運勢みたり、
開運したり、
成長させたり、
愚痴を聞いたりするのが占い師の仕事だと思ってましたが、
アルコール依存症を治せますか?
と、
きたもんだ!
ちなみに、
だいたいどこの占い館でもそういう病気な話は専門家、医者に相談してください。
と、
さりげなく回避するようにって言われてるはず。
電話鑑定だったりすると、
会社が録音してるから絶対に回避します。
話をそらして、
健康運を観ましょうなどと違う話にしてしっかり稼ぐ占い師も多いですけどね。
かぐりんは回避します。
でも、
これが個人鑑定で、しかも対面だと困る!
だって、
目の前で暴れる可能性もあるでしょう!
だいたいが、
喫茶店なんかで対面鑑定するんで、
喫茶店で暴れられたらチョー困る笑
笑えないわ!
かぐりん的には、
アルコールにしろなんにしろ、
「依存症」を「性格」としてとらえてます。
これ、
「性格」ならなんとか矯正すること可能なんです。
まず、
「依存症」ではなく「性格」なんだって把握させることから始めることが多い。
ちなみに、
漫画にでてきたアルコール依存症の男性は、
幼い時から、
昆虫をいたぶり殺す癖があり、
野良猫や飼い犬も殺ってたらしいのですが、
生来から持ってる「気質」は矯正できるのでしょうかね?
占い師の領域ではないので何とも言えませんが、
コントロールすることはできると思うのですよ。
でも、
本人次第なのが玉に瑕です。。。
本人にその気がないのが「精神疾患」なのかなってかぐりんは把握しています。
医者がハードル高いなら「精神障害者移送サービス」を、
「精神障害者移送サービス」がハードル高いなら占い師を使っていいので、
まずは、
話すことから始めたほうがいいのですよ。
と、
一応、言っておく占い師「神楽」でした。
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実話系マガジンのような題材と語り口。精神科医療の問題という割には、親や家族関係が悪いというオチで閉めているエピソードが多いのが気になる。原作者は精神科医療の問題点を提起していると述べているのだが、それが建前でしかないならばともかく、この作品を読んだ人は単に「危ない人」に対してはもっと措置入院を強化したほうが良いといった感想を持つだけに終わってしまいそうだ。
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重度の不眠症で心療内科に通院しているのもあり、関心を持って読んだ。何故、心療内科に通うのか。それは、例えば「酷い眩暈」「発汗」「動悸」などの症状を訴え「眠れないんです」とまず内科にかかっても「眠剤」が処方されるだけで、眠剤の作用は「眠らせる」だけなので、「眠りにつきやすい脳の状態を作る」ものではないからだ。安定剤と組み合わせて初めて、眠剤は効果を発揮する。眠れないのは眠気が来ないほどに脳みそが常に覚醒状態にあり、休むと言う事が出来ないからで、それは「内科」の医師には解らない領域だからだ。
精神科ではなく心療内科なので、殆どの人が私も含め「普通の人」に見える。精神科にかかるほどでもないが「どうしても眠れない」などの症状があり、それを内科などの医師に相談した場合に心療内科へ、と勧められるからだろう。待合室では暗黙の了解で「私語厳禁」である。大体の人が無言で隣の人と話す事もなく、自分の番号札の番号が呼ばれる順番を根気よく待っている。が、中には診療所が開く前に、地べたで寝ている人や、明らかに何日も風呂に入ってない状態で来ている人もいる。でも、ここに自分一人で来ていると言うだけで、一つのハードルは越えているのだ。
私の下の弟は、辛うじて高校卒業してから働いている職場で働き続けているのでまだいいのだが、完全に汚部屋の住人で、その部屋にいるのが「当たり前」に思っている。いい年をして、子供の玩具みたいなガラクタを買い続け、恐らく母親がいなくなればやかんでお湯の一つも沸かせない様な奴だ。夜中に急に大声を出したり、風呂の中で歌い出したり、恐らくなんかしら病んでるんだろうと思うが、母親との依存が強い為、繊細がゆえに…と言う言葉で片付けてしまっている。だから「子供を殺してください」と言う親の気持ちが私には解る。弟は何の為に、生きてるんだろうと思うからだ。結婚する事もなく、どんなに夜遅く帰っても自分で自分の晩ご飯を済ませてくることもない、いつまでも中学生みたいな精神状態で、母親がいなくなれば「何も出来ないおっさん」でしかなくなる。母親より先に死んだ方が本人の為になるんじゃ…と思う事もしばしばだ。
アルコールであろうとなんであろうと、依存体質である人間は「依存」を認めない。自分の中では解っているが、それには「これこれこう言う理由があるから」と勝手に合法化してしまうのだ、本人だけの理屈の中で。依存は何も生まない。人間が成し遂げなければならないのは共存ではないだろうか。
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原作よりも漫画の方がストーリー仕立てになっていて分かりやすいと思いました!
ヽ(・ω・)/ズコー
色々な家族が居るものですねぇ…なんとなく世間体を気にして子供にあれやこれややらせる親の子がこのような漫画の例に載っている人間になりやすいのかな…? と思いましたねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、読んで決して明るい気持ちにはならない漫画なんですけれども…怖いもの見たさで読んでみるのもアリかと存じます…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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読んでてしんどい、、
子どもが問題を抱える場合、家族や周りの影響を受けていることも多い。
学校にいる間は先生とかスクールカウンセラーが介入してくれることもあるけど、大人になって家族の間での問題になると表面化して医療につなげるって難しいよね。
精神科医も大変なんだろうけど、もっと根気よくつきあって治療に当たってくれたらいいのにって思ってしまった。入院して落ち着くなんてまぁ想定内やん、、
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1巻は読まなくていい。読むとしても、2巻を読んでみて合いそうだったら読む程度で問題ない。
はじめは1話完結型の作品にしようとしていたようだけど、省略し過ぎてなにが描きたいのかわからない中途半端なものになってしまっている。明らかに描き方が悪いので、ストーリーが好みかどうかを判断する材料にはならない。
2巻以降はだんだんしっかり描くようになっているので、1巻のような薄っぺらさはだいぶマシになっている(それでもかなり簡略化しているとは思うが、構成上仕方がないと思える範囲)。うまくいった話もあればそうでない話もあり面白いと思う。
子供がもともとヤバいパターンか、母親がヤバいパターンか、どちらもヤバいパターンがほとんど。父親はだいたいヤバい。親ガチャでも子ガチャでも外れたら地獄だな、と思う。
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家族や周囲の教育圧力に潰れたエリートの息子、
酒に溺れて親に刃物を向ける男、母親を奴隷扱いし、ゴミに埋もれて生活する娘…。
現代社会の裏側に潜む家族の闇と病理を抉り、その先に光を当てる――!!
様々なメディアで取り上げられた押川剛氏の衝撃のノンフィクションを鬼才・鈴木マサカズ氏の力で完全漫画化!
統合失調症など精神病院のケアが必要なのに繋がっていない青少年を、精神病院に説得して入院させるなど医療機関のケアに繋げる仕事している押川剛氏が所長している精神保健所の奮闘を、弁護士の両親の息子で学業のつまづきが原因で統合失調症になり家族に暴力を振るうなどしている慎介、アルコール中毒による事故や事件を繰り返す則夫、統合失調症になり加害妄想などで迷惑行為を繰り返す則子のケースを通じて描く1巻。
本人にどう病識つまり自分がおかしくなっているか、治療をすることを説得して入院させる苦労はもちろん、医療機関に入院するなどして治療しても親から受け継いだ凶暴性や固定化した妄想まで治すことはなかなか難しく、子供から離れて暮らすことを選び両親が子供を棄てるように逃亡するケースも珍しくないことを、しっかり描かれていて、「両親が子供に自分の願望や欲を押し付けて、温もりがない育ち方をした子供の歪みが、病として現れる」問題家庭の病み方が凄まじく、読んでいて心を締め付けられるが、「子供を被害者に加害者にもしないため何が出来るか」(Mr.Childrenの「タガタメ」の歌詞)考えさせられた硬派な社会派漫画。
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あ、話に聞いたことがある状況、あれってもしかしてこれと同じだったのかな? が、第一印象。世の中にはまだまだ知らない病がいっぱいある。
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2023/6/24
ザ・社会の闇!
自助最優先にしたらこういう人たちは放置されてしまうよね〜。
23:02
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病識が有っても難しいことがあるのに、病識の無い人を医療に繋げることの難しさ。
しかし、これは確実に存在している現状。