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ファッション史をざーっとながめられてよかった。
ただ、なぜブランドものが高いのか?という問いには特に答えていないように思う。そのあたり、もうすこし踏み込んで著者の考えを提示してほしかったなー。
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高い服にはあまり興味がない勢なのだが、10万とかする高いシャツが、なぜそんなに高いのかには興味があって読んだ。
本書曰く、素材や品質ではなく、ブランドのストーリーに値段がついているのだとか。で、さまざまなハイブランドの成り立ちを、戦前から現代まで俯瞰しているのが本書。ヨーロッパ、アメリカ、日本のブランド史を一望できるのは良い。
ただ、一つ一つのブランドに対する説明が薄く、「なるほど、そんなストーリーがあるのか、着てみたくなったな」とはならない。ファッション史の中で、色んなデザイナーが様々なコンセプトを提案するのだけど、結局は前世代を否定したいんやなーという印象。スカートの丈が長くなったり短くなったり、シルエットがタイトになったりルーズになったり。他者と差別化したい消費者的にも、モノを売りたい商業的な意味でも必要になっているというだけ。だから、ブランドとしてのストーリーみたいなのは、読み取れない感じ。
こういう感想になるのは、服に興味ないからかもだけど。
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ブランドやデザイナーの背景を知っている事で、ファッションはより楽しくなりますねというのは本当にその通りだと思った。
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これまで直感で服を買っていましたが、どんなデザイナーがどんな想いで作ったのか、そんな背景だったりを想像しながら服を買いたいと思うキッカケになりました。
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様々なブランド服の歴史的背景やつながりなどがざっとわかり面白い。どういうデザイナーが基になり、どういう変遷を辿ってきたのか。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10282242
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現在までのファッションブランドの歴史や流れについて、ファッションについて知識がなければ、初めて手に取るには良い本。
但し紙面制限のためか深く追求されていないのが残念。補足で知識の幅を広げていて、それは面白かった。
本のタイトルの
「フツーの白シャツが10万円もする理由」
については、はっきりとどこかに書かれていたかは、?。
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ハイブランドの歴史の概観がわかる本。
ハイブランドに興味はあるが手に取ることはほぼないので、他人事みたいに読んでしまった。この本をもう少し身近に感じられる人生なら感想もまた変わるだろうと思う。
ハイブランドが身近にあるが、詳しくは知らない人が一番楽しめると思う。そのターゲットがどれくらいいるのかは知らないが。
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好きな物事の歴史を知るのは面白い。
sacaiとkolorの話は全く知らなくて目から鱗だった。洒落たことするなぁ。
ただ表題については全く掘り下げられておらず残念だった。
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面白かった!
タイトル通り"フツーの白シャツが10万円もする理由"って、何だろな?って思ってた側の人間。
元々、靴やスーツやネクタイなんかには興味があって、全く縁遠い訳では無いけど、"The ファッション"には少し距離があるというか‥
今回、ルーブル美術館でみたクチュール展でメゾンの歴史に興味を持って、身近にいる人の影響もあって、何だか自分の中で点在しているファッションの知識を繋げてみるのも良いかもなーと思っていたタイミングで出会った一冊。(他の方の書評にも有るように、そんなタイミングの人は中々いないだろうから、この本が刺さる人がどれくらいいるかは不明‥)
メゾンの歴史、きら星のごとく現れるデザイナーたち、そしてそのデザイナーたちが色んなメゾンを渡り歩く事で生まれる化学反応。色んな流行り廃りがある中を、感性で今この時代まで生き抜いてきたメゾンに対するブランドという名の価値。それがタイトルの答えなんだと思う。
マルジェラの話、プラダとmiumiuの話、川久保玲やイッセイミヤケ、高田賢三をはじめとする日本人デザイナーの話、デイオール、イブ・サン・ローラン。アントワープ・シックス、トム・フォードとグッチ、kolorとsacaiの話 等など、過去から現代まで歴史の流れがわかりやすく、デザイナー毎の特徴も掴みやすい。
美術史上の位置付けや、作者の背景を知って観ると、絵画の見え方が変わるのに似てるかもしれない。この本を読んで、お店で服を見たら、服の見え方が変わるのかなーと思えた一冊。勿論、この本読んだだからといって、バチバチに尖ったデザインの服の価値を自分で分かるようになるわけじゃないけど、グラデーションがあって、自分が好きな感じがあって、そこにメゾンやデザイナーに対する敬意があって、着たいものが選べたらそれは豊かなこと何だと思う。
読者の対象は限られるかもしれないけど、そんな豊かさへの扉を開く良書じゃないかと僕は思います。
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あまりファッションには興味がないが、こうしたブランドの歴史を知るのは単純に面白かった。引き出しが増えた気がする。
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個人的に洋服がとても好きなのもあり購入してみた本ですが、知らなかったブランドのサクセスストーリーが沢山あり読み応えはありました。またさくさく読み進められるので暇つぶしにはちょうど良かったです。
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ファッションが好きで興味本位で読んだが面白かった。ブランドの歴史やデザイナーの考えを知った上で服を見るとまた違って見えそうだしより一段深くファッションを楽しめそう。
またPEファンドの文脈だとヨウジヤマモトをインテグラルが買収した話もチラッと出てくる。
・ディオールの愛弟子がイヴ・サンローラン
・ジーンズを初めてファッションとして提案したのはカルバンクライン
・スティーブ・ジョブスのタートルネックはイッセイミヤケ
・miumiuはプラダの姉妹ブランド
・マルジェラはベルギー出身
・エディ・スリマンがディオールオムでタイトシルエットブームを構築
・エルメスのバーキンは俳優のジェーン・バーキンから
・シェーヌダンクルは船の錨の意味
・デムナ・ヴァザリアがビッグシルエットのトレンドを作った
・ルイヴィトンのモノグラムの柄は薩摩藩・島津家の家紋からとったものだと言われている
・ジルサンダーはドイツ発のブランド
また読み直したい一冊。