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久しぶりな星野源。前作の「いのちの車窓から」よりも、凪な感じがした。安定しているとは違うけど、起きた事象に対して心の動きがゆっくりで、それはそうあれる環境とバディがいるからだろうと思った。
初めて彼の本(いのちの車窓から)を読んだのが2年前。当時は不安定な中で強迫観念に襲われて、生きるために顔を恐くして、エネルギーをその日使い切るくらい必死だった。
今、がむしゃらに生きてるのに変わりないけど、生活が苦しいのに変わりはないけど、残像を残す少しの余裕と、きっと大丈夫だと根拠なく自分を騙しながら楽しんでみることができてる。
星野源と自分、全然違うけどなんか多分どこか「同じ」で「ばらばら」を生きてるなぁって嬉しくなった。
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今回も面白かった。「恋」の爆発的なヒットの裏側が書かれていて、華やかさからは想像もできない大変さがあったんだろうなと感じた。
あと、東さんとのお別れのお話が特に良かった。
自分も本が好きだけれど、誰かにこの本を託したいと思ったことがあるだろうか?と考えたときに、自分にはできないかもしれない、素敵なことをされているなぁと気持ちがじんわりした。
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前作から7年半...大切な人との別れ、取り巻く環境の変化、そして時に自分を見失うこともある__だけど、生活は続いていくこれから先も。良すぎた...もうこれ以上の言葉は浮かびません。ファンとか関係なくたくさんの人に読んで欲しい。
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星野さん、とても繊細な人なんだなあと思う。
奥さんとの関係性のゆったりした感じ、
穏やかな感じがとてもいい。
ゆっくりぼちぼち、生活してほしいなって思った(◍•ᴗ•◍)
やっぱり星野さんのエッセイすきだ。
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そして生活はつづく、いのちの車窓から、そして本作と星野さんのエッセイは3作目。
今回は特に沁みた。なんかちょうど、なんで自分は他の人が普通にできることができないんだろうと、少し、いやまあまあ真剣に悩んでいたので、「鬼型人間」でそんな自分を擁護してもらっているような、理解してもらえているような救われた思いがして、泣きそうになった。他にも「食卓」「喜劇」「贈り物」等々上げたらキリが無いけど、好きだなと思ったし、今のこの自分の感想を忘れたくないなと思った。
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いのちの車窓1で源さんのファンになった身としては、第2巻はとても楽しみであった。
2017-2024となるとさまざまな節目があって読み応えがあったり、変化が読んでいて面白く一気読みした。
個人的には「言葉の排泄」の以下の言葉がよいなと思った。
自分を許し、褒め、スマートにイライラし、時間をかけずに怒り落ち込み、自分には関係なかったわ、とはやくわすれることだ。
そして美味しいものを食べ、ゆっくり寝て、遊び、信頼できる人と話をして、なるべく健やかな時間を過ごす。
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都度、葛藤しながらも選択して進み続ける人なんですね
そしてちゃんと後悔もする
けど止まらない
進み続ける
そうか、嬉しかったんだ
絞り出した言葉に救われる
そんな言葉が出るのは対話から
ご結婚、おめでとう御座います。
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源さんの頭の中をほんの少し垣間見れた気がするが、常に頭がフル回転してて本当すごいなと思う。
ただ前作と比べるとなんか、、面白さに欠ける。
コロナ禍を含む7年のエッセイだったせいか、ちょっと落ちている内容も多かった。
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この本を読んでから 「喜劇」を聞くとどうしてもこみ上げるものがある。
もうすぐライブに行くけれど、楽しみなような怖いような。
こんなふうに心動かされるものがあるのはしあわせなことだし、心動かされたとこうやっていいねし合えるのもしあわせだ。
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『プラージュ』、『コウノドリ シーズン2』『MIU040』など、俳優のお仕事。
『Family Song』、『POP VIRUS』、コロナ禍での『うちで踊ろう』、『喜劇』など、ミュージシャンとしてのお仕事。
ドームツアー、ワールドツアーなど、大勢の前で歌うお仕事。
そしてその合間にある自分の生活。
大音量の声援と眩しいライトが照らすステージに立つ星野源と、自室の静寂に包まれて放心する星野源。
全く対極の環境で、いろんなバランスを保つことは相当大変なことだと思う。
私は、星野さんの仕事が好きなので、2017年〜2023年までのドラマや曲作りの裏側を知ることができて、とても面白かった。
そして結婚された新垣結衣さんとの生活も、垣間見れるところもニヤニヤしちゃう。
真面目で繊細で、でもストレスの発散方法もちゃんと体得している星野さん。
これからの活躍も応援したい。
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5/14日、星野源は6thアルバム「Gen」を発表した。前作「POP VIRUS」の驚異的な完成度をさらに超えた素晴らしい作品だった。彼のエッセイは全て読んでおり、続く本作も読もう読もうと思っていたが、その時その時でモチベーションが乗らず手に取ることがなかったが今回ミーハーとは思いながらも読み込んだ。
これまでのエッセイから今作を鑑みると彼の生活は変わった。取り巻く環境、作曲方法、そして家族。
中盤からほわほわとした雰囲気に包まれていて、思わず笑みが溢れる。しかし、前半の2017年から2020年ほどの間には様々な葛藤があり、それを投げ出して海に行く時間もあった。星野源の芯となるそこの部分は変わらないだろう。これからも彼の人と音で我々を、僕を驚かせて欲しい。
驚いた時、きっと僕は笑う。
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私にとって星野源は歌手というよりもエッセイストとして認識してしまっているヒト。
近い将来また滋味溢れるエッセイが読めますように…
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物事の捉え方や考え方にハッとさせられたり時にはよくわからなかったりと色々な刺激をもらえる。
本当にたくさんのことを考え抱えている方なのだなと思った。
ときどきひょこっと登場する奥さまが良きです。
大変癒やされました。
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前作の文体の心地よさが今回もしっかり表現されている。
『喜劇』の情景描写が好きなので、自分の体験をそのまま歌にするということが「新しい要素」で、それがこの曲に反映されているという話はなるほどと思わされた。
「私たちは、多くの時間を「普通」という形から外れすぎない様、無意識に調整しながら生きている。(中略)どうやら、その様に行動させているプログラムが何かの切っ掛けで一瞬落ちた。疲れて心がパンクしたのか、気が緩んだのか、リラックスしていたのかはわからない。とにかくいつも自分と世の中を繋いでいたシステムが一旦落ちてしまった」(pp.238-239)
→この感覚は、わからないようでわかる。「肉体という乗り物に、己という精神が乗っかり、内側から車窓を流れる景色を見ているだけと、運命というレールは大体方向が決まっていて、その列車はほぼほぼ操縦できない。だったらせめて、様々な車窓を自分で作り、世界を見る角度を変えて面白がろうじゃないかと考えた」とするある種の方向転換の感覚もわかる。置かれた場所で咲きなさい、という感覚とは少し違うけれど、その場にいる中での面白さを極めるという姿勢そのものは共感できる気がすしている。
著者のようにふと窓の外にいる感覚を掴んで、「私は一体、どうありたいのか」という問いだけが残る境地に至るタイミングはもう少し先にあるだろうか。それもなんだかわかる気はしているけれども。
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3巻もお待ちしてます。星野さんの書くエッセイが大好きで、この巻もこっちが勝手に期待しているもの以上のエッセイを読ませていただいた
何故こんなにも好きなのか、説明するのは難しいけど、私にとって星野さんのエッセイはいつも風が吹いている。今回の風は、生まれ落ちた時に感じた風に似てた