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正直期待しすぎてしまった分残念な気持ちがすごくありました。これがこのミス大賞かと思ったらこのミス大丈夫か?とも思いましたし、とにかく話が読みづらかったです。
“私”と書かれていても文章ごとにその“私”も変わりますし医療用語のオンパレードで、医療に詳しい人でないと難しいと思います。
そのため読み終わっても消化不良でした。
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うーん
なんか、何もワクワクしない。
ただ、ひたすら病気の話を聞きながら、エンディングを迎えたような感じ
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探偵業を営む七隈は、余命宣告された人々が集う交流会のゲストとして、助手の律と共に山奥の別荘に招かれた。
二人は交流会の参加者と食事をし、親交を深める。しかし翌朝、参加者の一人が不審な死を遂げる。
自然死か殺人か。殺人であれば、余命わずかな人間をなぜわざわざ殺したのか。七隈たちは死因の調査を始め――。
やがて明かされる驚愕の真相とは?
なんというか、よく意味が分からなかった。まず探偵として出てきた七隈さん。この正体が、あるときに明らかになるが、それって別にこの話の中で意味はあったのかなって思った。探偵が男でも女でもこの話の中では関係ない気がする。そして、犯人の動機。これは、確かにそうなんだけど、彼の目線で見ているからなのか、それとも探偵の目線で見ているからなのか、そんな人物には思えなかったから、少し置いてきぼりにされたかんじがした。確かに、このサークルの中に彼と似たような女性は、2人しかなかった。だけど、鼻の下を伸ばす程度の書き方で、最後に明らかとなった真実に、え、そんな人だったのってなっただけだった。
あとこの作者の方が、医療関係の方なのか、病気や薬、治療などすごく詳しく書いてあって、なんだかミステリー小説を読んでいるのか、健康雑誌を読んでいるのか…ってなるところがあった。血糖値の話とかインスリンの話とか、少し難しくて正直飛ばしながら読んだ。死後に、血糖値がどうなるのかなんて、未だかつて考えたことなかったし、最初の事件が起こったときの検案で血糖値の上昇がどうのってところは、「ふーん、そうなんだ」ぐらいなしか思えなかったし、最後の解決編見ても「ふーん」ぐらなかんじ。
なんか期待していたほどの話ではなかったなぁ、ってところが感想。なんか東野圭吾の「ある閉ざされた山荘で」の医療バージョンみたいな話だったなぁというところ。あっちはあっちは被害者に全く同情できなかったけど、こっちはよく分からないけど犯人最低だなってかんじ。読むのに時間がかかった理由が、なんとなくわかったかんじ。
2025.4.5 読了
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以前に読んだ歌野晶午さんの『葉桜の季節に君を想うということ』で、人間の先入観というのは非常に興味深く感じた。そして、本書にミステリーとの親和性の高さを改めて見た。
あらゆる方向からトリックをしかけてくる筆者の手練っぷりに完全敗北です。やられました。巧妙な叙述トリック。これだけ多くの落とし穴を用意してくださる、旺盛なサービス精神。そのおかげでラスト1行まで力を抜くことなく楽しむ事ができた。
ちょこちょこと登場する進次郎構文やら、駄洒落。そう言ったお茶目なユーモアと極めて軽快な筆致が故に、終末期を迎えている人間たちを物語の背景に据えながらも、重くなりすぎず非常に読み易い。
総じて、大満足の一冊。
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色々な本を読み終えようやく読めた本。わりとサクサクで楽しかった。正直1番驚いたのが性と車椅子。読み進めていくと後から色々と衝撃を受ける1冊。最初よく分からないことがあるけど、それが全部読み終わった後に全部理解に落としてくれる。ミステリがすごい大賞だけで十分勧める理由はあるが、誰がどういう人物で、自分自身がその人を良いと感じるか、悪いと感じるかを感じながら、是非読み進めて欲しい。買って良かったしまた読みたくなる1冊。
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騙された…序盤の「棟は概ね男女分け」で性別誤認させられた…車椅子は途中から気付いたけど…ミステリー小説ならではの叙述トリックがたまらなく面白かった。
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誰が話しているのか分からないので話の展開についていきにくい
自分は後半になるまで七隈先生の風貌、イメージがわからずグダグダな感じで前半読んでました
設定は面白かったので誰目線のセリフか分かれば読みやすかったかなと思う
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余命僅かな人ばかりが集められた館で起こる、殺人(?)事件の話。
アイディアが面白かった、それにつきます。
キャラクターやストーリー運びにそれほど興味を惹かれず、全部なるほどなーで終わってしまいました。
真犯人も……うーん……。むしろそこまで好感が持てるかなって人がこの人くらいだったので、そうかー……という感じ。
もっと「どうせそろそろ死ぬ人がなぜ殺されるのか」に重きをおいた話なのかなって思ってたんですが。
解決編も探偵側の話が回りくどすぎて読み飛ばしてしまいました。
あとこれは私が悪いのですが、病気の話は苦手でした。
そういう話だって知ってたのに読んじゃった!これは自分のミスです。
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豊富な医学知識、なぜ余命宣告された人をわざわざ殺すのか?巧妙な伏線に罠だらけ。言われてみれば序盤そんな伏線あったよな。でもそれすら罠。後半まではそれも含めて面白かったんだけど、真相と真犯人については東野圭吾の仮面山荘殺人事件を連想してしまった。そこで冷めてしまった。それとは別にオチは怖かったけど。
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このミスグランプリと余命宣告を受けた人が集まるなかでの殺人ということで手にとりましたが。。結構な速度で読みきりましたが、私にはちょっと合わなかったかな。糖尿病の管理の自己注射なんかの下りが脈々とあったり、研修医なのに検視に加わらなかったり、最初から変だなと思いながら予想通りのお話で。
でも、まあ余命宣告だから重たいとか、そんな感じを求めない人にはいいのかも
映像化とかもしやすいのかも(笑)
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余命宣告された人が山奥の館に集まり、そこで密室状況で一人が亡くなる。自然死なのか殺人なのか。そんなシチュエーションのお話です。
ネタとしては面白いと思って読んでみましたが、個人的にはあまり好きな作品ではありませんでした。自然死か殺人か、具体的な材料に欠けるなかでグダグダ議論していて、中盤がとても退屈です。終盤はガラッと雰囲気を変わり、それとともに作中の仕掛けも見えてきて面白味が増しますが、なんとなく全体的に緊張感がなく文章のテンポも悪い印象でした。
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もともと、読み進めていて違和感はあったため、殺人()に関してのネタバラシは「あぁそんな感じね」程度で、そこまでびっくりはしませんでした。あと、他のミステリー作品で似たような展開のものを知っていたのもあって途中で予想が軽くできてしまったのも少し残念。
七隈と薬院の関係や、最後のタイトル回収は思わず「おぉ」と唸りましたが、個々の謎が全て繋がって一つの大きな真実が明らかになるというプロットが好きな私には満足感が足りませんでした。
最後に、完全に私の感想になるのですが、犯人が馬鹿すぎて嫌いでした。まぁ、彼があんなに馬鹿でなければこうはなっていないのでしょうけど。
でも、解説にもあるこの作品独特の「余裕」はかなり魅力的でした。これからの作品が楽しみです。
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夜鳴荘に到着するまでは、なかなか面白いコンビが出てきたぞと期待を持ったが、その後程なくしてこの文体は…と。やたらと、〜た。〜た。と書かれる。そして短いセンテンスで区切られる。読み進めづらく、苦手な感じがして、最後まで読めるだろうかと不安になるほど。
それでも頑張って読み進めると、何とか叙述トリックあたりからようやく面白くなった。ただそれはもう終盤であり、残りページ数からしてもう少し何かありそうだとは思う期待も込みでの話。全体として、これが大賞だったのねと肩透かし感はありました。
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余命わずかな人間を殺す、という発想自体は面白い。
このタイトルと“余命宣告された人間の集まり”の二つから、もっとドロっとした展開を想像していた。
例えば『自分が死ぬ前に◯◯を殺してやる!』的な…まあ全然違いましたね。
コミカルなライトミステリーなので、重い話が苦手な方は読みやすいと思います。
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このミス文庫大賞という事で
期待しすぎたかも
デビュー作だからなのか、
書きたい方向性はわかるけど
文書が洗練されておらず
読むのが少し疲れた
高速道路ではなく
凸凹道を走っているような
ガタガタしている感じ
誰のセリフかわかりにくいからなのか?
もう少し経験を積めば
もっと読みやすい文章で
もっともっと面白くなりそう
例えが違うかもしれないけど、
初期のキン肉マンが
面白そうだけど
絵がちょっとねという感じ