投稿元:
レビューを見る
2023年に描かれた同名の読切りを長編化したもの。
怪獣が実在する世界、漂着した怪獣の遺体を解剖する怪獣学者の主人公がかつて自身も被災者になった東京を襲撃した巨大怪獣の解剖を担当することになるという話。 2022年の未見だが駄作と名高い映画「大怪獣のあとしまつ」を連想させる内容だが、アイデアそのものは映画を知る前だったとのこと。
投稿元:
レビューを見る
朝日新聞の書評をみて購入。
この発想は、どこにもないのでは?
ストーリーテラーとしての才能が爆発してるのだけど、画力と釣り合ってないのが、残念。(むしろ、このタッチの絵が良いのかな)
投稿元:
レビューを見る
怪獣好きとしては見逃せなかった。
キャラクター名や島の名前など、ゴジラやガメラが好きならニヤリとするオマージュが散りばめられている。
生物学的な知見で怪獣の謎に迫るのが面白い。
また、怪獣はあくまでも怪獣で、我々人類にとっては脅威でもある。
怪獣の出現などを災害的に捉えるなど、近年の怪獣ものの方向性も組んでいると思う。
それでいて、怪獣初心者でも楽しめる内容。
主人公の本多と、通称”トウキョウ”にも因縁がありそう。
動かない怪獣を解剖する中で、怪獣そのものの神秘性も感じられるのが興味ぶかい。
投稿元:
レビューを見る
特撮・怪獣映画やドラマへのオマージュが満載だ。登場人物の名前からして、それがわかるだろう。主人公の女性怪獣学者は「本田昭(ほんだあきら)」。その恩師は「芹沢真嗣」。元カレは「樋口修介」。その他「伊福部」、「山﨑」、「金子英二」、「雨宮」、「三村」等々。
女性怪獣学者の本多昭は、恩師の芹沢真嗣博士からの要請で、瀬戸内海の大豆島に上陸後に死んだた大型怪獣の解剖調査に赴くことのなる。この設定だけでワクワクしてくる。
(下巻へ)