東京ベイエリア分署
著者 今野敏
東京湾臨海署(ベイエリア分署)の安積警部補のもとに、殺人事件の通報が入った。若者ばかりが集まるライブハウスで、30代のホステスが殺されたという。女はなぜ場違いと思える場所にいたのか?疑問を感じた安積は、事件を追ううちに同時刻に発生した別の事件との接点を発見。繋がりを見せた二つの殺人標的が、安積たちを執念の捜査へと駆り立てる――。ベイエリア分署シリーズ第一弾!!
二重標的 東京ベイエリア分署
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硝子の殺人者
2019/05/01 19:16
潮のにおいがするベイエリア分署
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
今野敏の安積シリーズの3冊目は『硝子の殺人者』。
刑事達の個性は相変わらずの面白さ。
いや、個性はより際立ってきたと言うべきか。
鑑識や交通機動隊という、刑事部屋ではないいわば外野に、安積の味方(=理解者)がいるのが心強い。
時折潮のにおいがする外階段のあるベイエリア分署にもなじんできて、安心して読めるシリーズになりました。
安積と速水の
「職務特権という言葉を知っているか」
「職権濫用という言葉なら知っている」
というやりとりが面白かったです。
虚構の殺人者
2019/05/01 19:08
仕事をなし終えたあとのすがすがしさに似ている
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
『虚構の殺人者』は、安積班・東京ベイエリア分署シリーズの一冊です。
あれこれ人間関係を深く考える安積がおもしろい。
刑事ドラマの主人公にはないタイプ。
そしてその安積を理解して認める人々がいるところも面白い。
巻末の解説に、「今野敏の小説は安らぎを感じさせてくれる。」と書いてあって、なるほどといたく感心。
今野敏の作品は、読み終えてなんだかほっとするのです。
仕事をなし終えたあとのすがすがしさに似ているのかもしれません。
二重標的
2019/04/03 16:34
これから楽しんで読めそう
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
今野敏の『二重標的』は、安積班・東京ベイエリア分署のシリーズに入る一冊。
警察小説で、事件や推理より、警察内部の人間模様が面白い。
いや、事件解決への道のりも面白いんですけどね。
それよりさらに人間が面白い。
群像小説と言えるのかも知れませんね。
中心になる安積は刑事もののステレオタイプとはちがう性格なので、周囲とさまざまな軋轢が生まれ、それがこの小説の面白さになっているようです。
このシリーズ、これから楽しんで読めそうです。
硝子の殺人者
2017/05/22 21:45
シリーズ第三弾にして完結!?
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投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
安積班シリーズ第三弾 半端ない人手不足の仕事量なのに実績はよそに持ってかれちゃうベイエリア分署、今作でラストだとか?? 安積さんが潮の香りを感じるのはいつなのか?解決しないのね。。 鳥飼さんといい、圧力に負けるのか的な感じといい、隠蔽捜査シリーズの匂いが随分するな・・と・・・!?(笑)
虚構の殺人者
2017/02/28 21:52
シリーズ2作目
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投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
安積班シリーズ第2弾。
好きじゃないと思ってた村雨さんの仕事ぶりに、心のうちで喜ぶ安積さんが
ちょっとかわいいんですけど!?(笑)
警察官らしくない須田さんの素晴らしい頭脳と言い、
ベイエリア分署のみんなのことがずいぶんとわかってきた。
チームワークが素晴らしい!
ラストの電話で・・・想像を膨らませてみる♪
別シリーズの竜崎さんの奥さんがすばらしいんだから、きっとこちらも!?
二重標的
2017/02/28 21:50
安積班シリーズ1作目
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投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベイエリア分署と青島刑事のいる湾岸署とはどっちが先なんだろう??
(・・って作者違うし!?ww)
ちょっとしたひっかかりを口にして部下から答えをもらったり、
娘の誕生日会のことが気にかかったり。。
隠蔽捜査の竜崎さんとは正反対(?)な人間味あふれる安積さん。
でも同じように部下の信頼を得ていくいい上司。
シリーズは随分先まで出てるようですが楽しみです♪♪
ポルシェをおさえるスープラ隊の速水隊長もナイスだわぁ~