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19件
あずかりやさん
著者 大山淳子 , 藤原徹司(テッポー・デジャイン。)
「一日百円で、どんなものでもあずかります」 東京の下町にある商店街「明日町こんぺいとう商店街」のはじっこで、物静かな店主がひっそりと営業するお店「あずかりや・さとう」。店を訪れる客たちは、さまざまな事情を抱えて「あるもの」をあずけようとするのだが……。大人気「猫弁」シリーズの著者が紡ぐ、ちょっと不思議で、せつなく心あたたまる物語。
あずかりやさん 満天の星
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あずかりやさん 1
2019/01/11 10:59
あずかりやさん
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:胡蝶 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1日100円で何でも預かってくれるあずかりやさん。
預かりものが何であっても決して深入りはしない店主。
のほほんとするような物語でした。
あずかりやさん 1
2018/08/16 18:38
納得
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちいりちからうどん - この投稿者のレビュー一覧を見る
栃木の書店「うさぎや」さんから火が付いたという本作。前々から特製カバーに惹かれて手に取るものの購入には至らず。
今回ついでという感じで続編も併せて購入。
「うさぎや」さんの熱意にうなづきつつ正続2冊一気読み。
店主のキャラが立っていて、語り部が猫だったり文机だったりオルゴールだったり・・・それぞれがやさしくてどれも素敵なエピソードばかり。
店主17歳の開店時から時は静かに流れランドセルを背負った女の子が、いつのまにか離婚に悩む主婦になり、あずかりものの子猫も老いていく。店主はただそこにいる。
まだまだ続きを読みたくなるし「石鹸さん」にもいつか戻ってきてほしい。
気持ちがやさしくなる物語でした。
あずかりやさん 1
2017/09/23 15:10
心がほっこりとする好作品
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終った後、ほっこりとした温かさが心に灯るような好作品です。
市井の人間の姿が、きちんと描かれていて、考えさせられて、心が温まる。
ほんとうに、うまい!と思いました。
最近読んだ500ページの(鳴り物入りの)直木賞作品より、私はこっちのほうに直木賞をあげたいと思いました。