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階段にパレット
著者 東直子
イラストレーターの実弥子は、下町の古い民家を借りて絵画教室を始める。ひっそりと開いた教室だったが、類まれな絵の才能を持つ少年、長いつきあいの編集者、近所の子どもたち、隣家の母娘など、さまざまな人たちが訪れるようになっていく。画家だった夫の突然の死を受けとめきれずにいた実弥子だったが、絵を教え、ともに描くことで、次第に生きる力を取り戻していく。街の片隅で紡がれる人の営み、再生の時間を丁寧に描いた物語
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紙の本階段にパレット
2021/02/07 18:39
小さな絵画教室で
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
下町の廃墟同然の家を借りた実弥子。小さな絵画教室を始めます。
ちょっと不思議なルイ少年、ルイの母、実弥子のお隣さん母娘、教室の子供たちに勇気をもらいながら「なぜ絵を描くのか」考え、
絵を通して新たな人間関係が広がっていきます。
家を借りるとき不動産屋さんが「おばあさんが亡くなってます」とか言うから、怖い展開もあるのかと心配したけど、全然大丈夫。
とにかく心温まるお話。