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2024/05/26 21:07
☆単なる想像かそれとも・・・☆
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投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
チエ子は奇妙な児であった。
ある夫婦が、チエ子を孤児院から貰い育てていた。大きなお目目にすごく物静かなチエ子を、奇妙な児としながらも、とても可愛がっていた。
そんなチエ子には、ある奇妙な行動が目についてしまう。空の一点や壁・柱の一点をじっと見る癖があるのだ。どうやら、その視線の先には《人の顔》が見えるという・・・
シミュラクラ現象かな? と思われる作品だが、そのチエ子の発言は、両親にとても気味悪がられる。
ただ、両親は、単に気味悪がるだけでなく、配偶者に対し、怒りや悲しみを覚えることにもなる。はたして、チエ子が説明する《人の顔》の詳細は、単にチエ子の想像なのか、それとも・・・