電子書籍
霧越邸殺人事件 完結
著者 著者:綾辻 行人
信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」。訪れた劇団「暗色天幕」の一行を迎える怪しい住人たち。邸内で発生する不可思議な現象の数々…。閉ざされた“吹雪の山荘”でやがて、美しき連続殺人劇の幕が上がる!
※本書は一九九五年二月刊行の新潮文庫版を全面的に改訂した〈完全改訂版〉が底本です。
霧越邸殺人事件(上)<完全改訂版>
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2024/01/16 00:28
本格ミステリ×幻想
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪の山荘の中で起こる殺人事件を解く物語。推理に非現実的なところがあるので、現実主義者は受け付けない作品かも。
2024/01/16 00:26
雪の山荘で
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
他の文学作品の引用や、芸術に関する知識もところどころに綴られている。そういった方に知識のある人は余計に楽しめると思う。
2018/10/31 22:43
クローズドサークル&ミステリ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
雪に閉じ込められたクローズドサークルに見立て殺人と、オーソドックスなミステリーに幻想的な要素もあって一風変わった読み応え。
キャラが多い割にはインパクトのある人が少ないので、名前を覚えるのに苦労したかな。
2018/10/31 22:42
なんとも不思議な読後感
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリー特有の生臭さがなくて、現実感が希薄な気がする。
真の名探偵が出てきて真相を明かすところは、ちょっと強引な気がしたけどあとは満足できる出来ですね。
2015/11/16 17:48
もう一つの館殺人
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makimaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
綾辻行人といえば「十角館の殺人」などでおなじみの館シリーズが代表作です。私自身ものめり込んで読んでいます。ある時、息抜きがてら館シリーズではないものを読もうと思いこの本を手に取りました。
しかし読み始めていくとあっという間に息抜きという考えもすっと抜けていき読書(推理)に没頭してしまいました。豪雪で閉ざされた館で起こる殺人。
そして綾辻行人の巧みな文章表現と伏線には毎回驚きと喜びを感じます。
ぜひ一度手にとって読んでみてください。
2015/05/10 23:25
死を予言する館(下)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:翠香 - この投稿者のレビュー一覧を見る
下巻に入ると一気に物語は加速。
でもまさかあの人まで殺されてしまったのはショックでした。
実は途中まで犯人と疑っていたのですが・・・。表紙の絵を深読みし過ぎたかも(^^;)
北原白秋の『雨』の歌詞に見立てた「見立て殺人」。
読んだのが梅雨の時期だったので、雰囲気満点でした。
犯人に関して、分かりやすい伏線を見逃してしまったのが不覚。
動機は到底理解できるものではないですね。やっぱり犯人狂ってます。
結局3F部分は何も関係ありませんでした。
幻想的な雰囲気がとても好みでした。
2015/05/10 23:19
死を予言する館(上)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:翠香 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『十角館の殺人』は孤島でしたが、こちらは文字通り吹雪の山荘です。
上巻では雰囲気作りにページを割いているのか、事件は半分を過ぎてようやく発生します。
薀蓄話が多岐に渡っており、中には興味をそそられるものもあったけれど、ちょっとうんざりしてきました。
お邸は調度品などは豪華だけど、住人は怪しさ満点です。
見取り図と首っ引きで読み進めましたが、見取り図にはない3階部分あるので気になります。
見立て殺人というのもぞくりとした雰囲気がありますね。