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28件
弁当屋さんのおもてなし
「あなたの食べたいもの、なんでもお作りします」恋人に二股をかけられ、傷心状態のまま北海道・札幌市へ転勤したOLの千春。仕事帰りに彼女はふと、路地裏にひっそり佇む『くま弁』へ立ち寄る。そこで内なる願いを叶える「魔法のお弁当」の作り手・ユウと出会った千春は、凍った心が解けていくのを感じて――? おせっかい焼きの店員さんが、本当に食べたいものを教えてくれる。おなかも心もいっぱいな、北のお弁当ものがたり!
弁当屋さんのおもてなし 巡り逢う北の大地と爽やか子メロン
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2020/04/29 20:28
美味しそう
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
月並みな言い方だけど、心のこもったお弁当(料理)は嬉しいものだ
技術的なものや材料の差はあるだろうけれど、相手のことを考えて作ったお弁当はどこか優しく温かみが感じられる
作中のお弁当屋さんはお客さんの気持ちに沿うようにお弁当を作っているのだろうか
丁寧な口調が小さなお弁当屋さんらしくない青年ユウや、常連のとぼけたオヤジ黒川と係わっていくうちに北海道での生活にも馴染んでいく主人公
今後どういう展開になるのか予想がつかないが楽しみだ
2019/01/11 13:54
「あったらいいのに」なお弁当屋さん
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔ながらの「お弁当屋さん」って、案外なかなかないですよね。最近はコンビニ弁当や冷凍食品も種類が豊富でおいしいですが、仕事帰りで、「何かを作る元気はないけれど、なんとなく手作りのおいしいものが食べられたらな」と思ったりする帰り道に、おいしいお弁当を売ってくれるお弁当屋さんがあれば……
というようなささやかな夢が形になったような小説。北海道に転勤になり、仕事や恋に疲れてしまった主人公が、お弁当屋さんで働くちょっと謎めいた青年ユウや、そのお弁当屋さんの常連さんたちと織りなす物語です。まだ1巻なので物語的には序盤といった感じですが、これからお話が深まっていくのを楽しみにしています。
弁当屋さんのおもてなし 4 甘やかおせちと年越しの願い
2018/12/31 07:17
2人を見守りたい
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あいかわらず美味しそうな物が出るんですが、お弁当からかけ離れて、料理がテーマになった気がします。もうちょっと、料理よりお弁当をメインにしてほしかったかな。それにしてもユウの気配り、気遣いはソムリエみたい。お弁当ソムリエと呼んじゃおうかな。それにしても、千春とユウは、お互いに遠慮をしている感じ。ちょっとじれったい。お互いにいろんな事を言いあえる仲になっていくのを見守っていきたいですね。