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5件
不思議の国のアリス
著者 著者:ルイス・キャロル , 訳者:河合 祥一郎
ある昼下がり、アリスが土手で遊んでいると、チョッキを着た兎が時計を取り出しながら、生け垣の下の穴にぴょんと飛び込んで……個性豊かな登場人物たちとユーモア溢れる会話で展開される、児童文学の傑作。
不思議の国のアリス
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2024/07/13 13:07
ノンセンス上等!言葉遊びがいっぱいの名訳
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投稿者:アレックス - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃読んだ気がするが、あえて読み直そうと手に取った。
あにはからんや、河合祥一郎氏が細部にまで心を配られ、
工夫をこらされたすばらしい訳にぐいぐい引き込まれた。
物語の進展とともに、どうにもくすくす笑いが止まらず。
電車の中で思わず噴き出してしまい、隣の席の人に怪訝な顔をされてしまった。
読み終えるのが悲しかった一冊。
挿絵画家ジョン・テニエルによる初版本の挿絵も、たっぷり。
訳者あとがき、目からうろこの情報こってり。
おまけに、お歌の楽譜付き。
最後は、クイズで締めくくり。
子供向けと侮るなかれ。
おもしろくって、お目目がぱっちり。
不思議の国のアリス
2023/08/01 11:57
名訳だと思います
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
訳者の河合氏は、「不思議の国のアリス」には言葉あそびがあふれているという(そのことが私を数十年この作品から遠ざけていた要因だ、英語の原文を読まなければ面白さが判らないのではとずっと危惧していたのだ)と語る、そして、こうも言う、この作品では洒落のみならず、詩のライム(脚韻)に至るまで、その楽しさがわかるように訳出を試みました、それがこの翻訳の画期的なところだと自負していますと。そこまで言っておられるのであればと読みだす、よくよく考えてみると、ディズニーのアニメや実写版(ジョニー・デップが帽子屋を演じた、でもあれは後日談だったっけ)以外でアリスに接したことは初めての様な気がする、子供のころ、すぐに首をはねると叫ぶ女王のことは怖いと思ったことがあるけど、ラストがどうなるのかは知らないままだった
2020/06/29 22:19
大人でも楽しめる児童文学
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投稿者:North Shin - この投稿者のレビュー一覧を見る
児童文学ですが大人でも楽しめます。
原作者は数学者としても有名です。
河合先生の新訳で、いろいろと面白いです。