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21件
地獄くらやみ花もなき
著者 路生よる(著者) , アオジマイコ(イラスト)
罪人が化け物に見える青年・遠野青児は、わけあって借金をかかえネットカフェを泊まり歩く放浪生活を送っていた。そんな中、迷い込んだ洋館で、白牡丹の着物をまとった美少年・西條皓(さいじょうしろし)に出会う。皓はある使命を受け、鬼の代わりに罪人を地獄に届ける「地獄代行業」を営んでいるという。そんな皓は、持ち前の観察眼から青児の窮状を見抜き、住みこみの助手として屋敷で働くよう誘う。なし崩しで助手として働くことになった青児は、旧家の令嬢からの一家に災いをもたらしている「鵺」を対峙してほしいという依頼を受け、皓とともに旧家・獅堂家に乗り込むが、そこには血縁に絡む怨念が渦巻く事情が・・・。旧家での連続殺人、ライバル探偵・凜堂棘との推理合戦、数々の困難に巻き込まれながら、青児は少しずつ自らの役割を自覚し、どこか寂しそうな皓も、青児との関わりの中、少しずつ笑顔を取り戻していく。罪人を地獄に届ける謎の少年と世に絶望したニートの事件簿!
地獄くらやみ花もなき 捌 冥がりの呪花、雨の夜語り
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地獄くらやみ花もなき 1
2018/05/30 05:59
ありきたりな…
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひさみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
恥の多い生涯を送っている。どこかで聞いたような文面から始まりますが、主人公は罪の形が妖怪に見えるという体質で無職だったところを有無を言わず生者を地獄に送る代行業の助手にされるという内容です。助手というより居候→ペットに降格される扱い。
地獄くらやみ花もなき 8 冥がりの呪花、雨の夜語り
2023/03/14 23:59
うーん
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作と結構間が空いたにも関わらず今回はいつも以上に
前作とのつながりがあったため最初わかりにくかった。
そしていつもの2人の話はページ数が少なかったかなぁ。
まぁ好きなシリーズだし完結したらまた一から読み直します。
地獄くらやみ花もなき 6 黒猫の鳴く獄舎
2022/09/15 06:47
黒猫
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
ポーの「黒猫」と「鍋島猫騒動」を掛け合わせて
練り練りしたらこうなったというような話
密度の濃さというかぎゅうぎゅうすぎているような感じを
読んでいて感じました。
遊び部分がないというか…
のりしろがないというか…
そして、ええ、そこにもっていくの???ってのもあり
(若干それは反則技くさいというか…なんというか)
落ち着かないとはこのことだみたいな感覚で読みきった感じです。
今回の事件は凛堂兄弟に軍配かな(勝負していないけれど)
でも棘が相変わらずボロボロ気味で気の毒ですけれど。
皓と青児さんも関係が深まって、今後が楽しみです。
話がそこに落ちるのかーって思ったところに
最後のエピローグ(あるいはプロローグ)が強烈すぎて
今回の事件すっぽりどっか行ってしまいそうな勢いです。
余談
表紙の片目眼帯は誰だ???って思って手に取ったのですが
篁さんだったかー(片目の理由は書いてある)
なるほど…な感じです。
☆3.5
4つけても良いかと思うのですが…若干躊躇するものもあるので3にしておきます。