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31件
「ぼくら」シリーズ
著者 著者:宗田 理
1年2組の男子生徒が全員、姿を消した。河川敷にある工場跡に立てこもり、体面ばかりを気にする教師や親、大人たちへ“叛乱”を起こす! 何世代にもわたり読み継がれてきた不朽のシリーズ最高傑作。
ぼくらのラストサマー
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ぼくらの七日間戦争 改版
2018/10/11 20:09
小学6年生の息子に
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画にもなり、角川つばさ文庫でアニメっぽい挿絵とかルビとかふって読みやすくした本も出ていますが、やっぱり角川文庫版を、ということで、こちらを息子にプレゼントしました。中学生の主人公たちが親や教師といった大人たちに反抗するストーリー。主人公と年齢が同じなので、感情移入しやすいようです。「自分だったらどうする・どう考える」だけでなく、反対に親や教師の立場になって考えてみるのも面白いですね。
ぼくらの秘密結社
2000/09/01 16:29
回帰としての作品
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:榎本秋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぼくらシリ−ズ第17作目となる「ぼくらの秘密結社」は、出稼ぎ不法入国している中国人林先生のエピソ−ドとそれから派生する秘密結社KOBURA…そして第一作『ぼくらの七日間戦争』での解放区立てこもりを思い起こされる隅田川の河川敷にKOBURA館立てこもりと話は展開し、隅田川の花火で幕を閉じる作品である。
本作では、このシリ−ズの特徴でもある現代社会の問題点を取り上げるととともにぼくらの仲間それぞれの個性と団結と一番大切な要素を再度思い起こされるエピソ−ドが豊富であるため、思わず懐かしくなる作品である。
ぼくらののら犬砦
2023/04/26 14:07
世代交代
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ChrisLugh - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここに出てくる中学生たちが新たな主人公の新ぼくらシリーズとして始まればよかったんだ。
最愛の恋人を失って絶望の淵に立っていた菊地英治は彼らと会って人を教える事の楽しさを知り、生きる希望が出てきた。そして冴子の夢である教師を自分が代わりに継ぐことを決めた。
ラスト、天野くんの粋な計らいで行われたのは英治と冴子の結婚式
これにより英治の冴子への想いはいっそう強くなったことだろう