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百年法 完結
著者 著者:山田 宗樹
不老不死が実現した日本。しかし、法律により百年後に死ななければならない――西暦2048年。百年の生と引き替えに、不老処置を受けた人々の100年目の死の強制が目前に迫っていた。その時人々の選択は――!?
百年法 上
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紙の本百年法 下
2017/10/15 22:06
自然の流れに背いてはいけない
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな結末なんだろうと読み進めたら、案外あっけないラストでした。しかし、自然の流れに背いてはいけない、そう思わせるラストでもありました。
電子書籍百年法 上下合本版
2015/12/14 07:27
エンタメ小説として傑作
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:む~ - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定はSF。あったかもしれない近未来。最初から最後まで飽きずに読み終えた。未来の人類の為に自分にとっての不利益を選択する事が出来るかどうか、問われている内容は現代に通じますよね。最後の国民投票の結果と演説は心に響きました。世界観に素直に入り込めれば最高に楽しめるエンタメ小説。
紙の本百年法 下
2023/05/21 15:55
読み始めたら止まらない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:文姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
上を読んで面白かったので購入したら、違った角度で描かれていてとても面白かった。
紙の本百年法 上
2023/05/21 15:49
いろいろ考えさせられた
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:文姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。読んいくうちに色んな考え方あるなと思い、何度も読んでいます。
電子書籍百年法 下
2023/05/21 15:40
お気に入りの本です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:文姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
百年法の上とは違った角度で面白かった
電子書籍百年法 上
2023/05/21 15:38
お気に入りの本です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:文姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何度読んでも面白い!
紙の本百年法 上
2017/12/27 00:08
こんなSFを待っていたっっっ!!!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
SF社会派小説。
もし不老不死の技術が一般化したらどうなるかという物語です。
SF設定は、不老不死の処置(HAVIと呼ぶ)と、安楽死施設
などがあるだけで、雰囲気はパラレルワールド的に描かれています。
近未来という感じはしません。
その設定の中で、個人が、社会が、どのように動くかという
社会派的な部分が強い小説でした。
「もし世界がこうなったら」というブレーンストーミングを
しているようで、とても刺激的です。
> 生存制限法(通称:百年法)
> 不老化処理を受けた国民は
> 処置後百年を以って
> 生存権をはじめとする基本的人権は
> これを全て放棄しなければならない
内務大臣直轄生存制限法特別準備室。通称「特準」。
特準が準備した百年法施行キャンペーン映像から
物語が始まります。
HAVIという不老不死処置が開発されたことで、
身体は老いないため人口は増加の一途をたどります。
サイボーグではないので、病気になれば死ぬことも
ありますし、事故死もあります。
しかし医療技術も進歩し、オートカプセルという安全な
乗り物が増えると、死因のNo.1は自殺という、
とても現実味あふれる社会が描かれています。
人口コントロールのため、他国ではすでに定めた年数で
生存制限法が運用されています。日本はアメリカにならって、
国際的に最長の百年を選択して立法をしましたが、
先送りに次ぐ先送りで行きついた結果であることは
想像に難くありません。
百年法初年度適用者が直近に迫ると、とうとう、本当に百年法を
施行するのか、国民投票にかけるという愚挙に出ます。
それも、総理大臣の暴走で。
国民投票の結果、法施行は凍結となりましたが、直後に
世の中に閉塞感が蔓延し、殺人や爆弾テロが発生するのです。
その結果、105年で運用開始という、なんとも切れの悪い
スタートが切られたのです。
いかにも日本的で近視眼的な行政と、全体最適を
目指そうとする一部の官僚の姿は、現代日本の縮図です。
別に官僚がすばらいしいと言っている訳ではありません。
これは近視眼的で自己保身の経営層と、全体最適を目指す
「一部の」若手改革管理職にも置き換えることができます。
なんとなく、この閉塞感は分かりますよね?
全編にわたり、百年法・HAVIを通して、生の価値と人間性を
描き出しています。当然ながら、拒否者という逃亡者も発生し、
様々な葛藤が生まれていきます。
上下巻で合計800ページの長編ですが、ドラマチックな展開で
飽きさせません。下巻は一気読みでした。
抜群に面白く、文庫本を買おうかと考え始めました。
星五つでは評価がもの足りないくらいです。
紙の本百年法 上
2017/10/15 22:05
SFだけどSFじゃない
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の設定に興味を惹かれて購入しました。SFみたいだけど、少子高齢化社会の現代をはっきりと映し出しているなぁと感じました。
紙の本百年法 下
2015/03/19 00:55
考えさせられるSF傑作です
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作は、不老不死の技術が普及した世界を描いた社会シミュレーション的小説です。
上巻は、不老不死社会を統制する政治家、不老不死社会に翻弄される一般市民の目線から不老不死社会の光と闇が描かれていましたが、下巻は人口減少に歯止めが効かなくなり、加速度的に国家の崩壊へ向かっていきます。
なぜ人口減少に歯止めが効かなくなったのか、不老不死社会はどうなるのかは是非本作を読んで確認してください。
結末は壮大ですが、納得のいくものでした。大満足です。
紙の本百年法 上
2015/03/19 00:50
考えさせられるSF傑作です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作は、不老不死の技術が普及した世界を描いた社会シミュレーション的小説です。
上巻は、不老不死社会を統制する政治家、不老不死社会に翻弄される一般市民の目線から不老不死社会の光と闇が描かれています。明確な主人公はいません。不老不死社会を俯瞰し、ただひたすらに医療の発展の行く末を考えさせられることになります。
若干突飛な設定もありますが、それ以上に生きることの価値をまっすぐに考えさせられる良い作品だと思います。
紙の本百年法 下
2015/10/12 15:02
不老不死の是非という重いテーマを扱った小説
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さんしろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻はSF調であったが、下巻はサスペンス調。人の命を法が定めなければならない世界、その是非に関し、要所要所に国民投票が登場し、日本国民の良識が問われている。遊佐とケンが形式上の主役ではあるが、最初から最後まで国民の国の将来を考える意識が実質的な主役であったように思える。さて、自分であったら、どのような選択をするだろうか?
電子書籍百年法 上下合本版
2018/11/05 16:38
不老不死を手に入れたら...
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投稿者:みわ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間が不老不死を手に入れた世界がストーリーになっている。不老不死は人間にとって死が当たり前でないという状況をつくり、それがある事で色々な不具合が生じてしまう。現実ではありえない世界観だが読んでいくうちにリアルさを増していき没頭して読むことが出来た。そして、人は死というものに制限されてる事で、人生を良くしていこうと思えるのではないかとかんじた。
紙の本百年法 上
2015/09/25 09:27
パラレル日本の近未来
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投稿者:しゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本国ではなく、「日本共和国」という架空世界の話ながら、将来我々の周りで起こっても不思議ではないのではないか?
医療、科学の発展が著しい昨今、確かに寿命は伸びており、「日本共和国」のような不老社会が到来してもおかしくないのではないかと考えさせられた。
岡田准一、春香クリスティーンら著名人のおすすめの本ということで読んでみたが、続きが気になる書き方で、大変面白かった。少し長いが、本好きの人にはぜひ読んでほしい。
紙の本百年法 上
2015/05/28 23:42
面白かった。
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投稿者:WEST - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々と考えさせられました。
最後にもとても感動させられた。
紙の本百年法 下
2015/03/26 11:36
百年を決めるのは君たちの選択だ
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投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
大統領の選択、首相の選択、そして国民の選択。一度は誤った、自ら踏み外してしまった道を正すか否か。利益を享受するのは自分たちかこれからの世代を担っていく彼らか。時間の猶予などない。いま一度これだけを伝えよう、これからの百年を決めるのは君たちの選択だ。