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明日の記憶

著者 荻原浩 (著)

山本周五郎賞受賞、映画化の大反響、日本中を感動で包みこんだベストセラー!

明日の記憶

税込 660 6pt

明日の記憶

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.4

評価内訳

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明日の記憶

2008/06/06 07:44

わたしも50歳

12人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

明日の記憶 荻原浩 光文社文庫

 主人公の佐伯部長と自分が重なりました。わたしもこの秋に彼と同じ50歳になります。わたしは昨年の6月頃から体調が崩れ、8月の健康診断を受診したときには、吐き気や立ちくらみ、下痢や胃痛、おまけにメタボで体がバースト(破裂)しそうでした。主人公はアルツハイマー病で記憶を失っていきます。わたしも人の名前やお店の名前、ここ数日自分がどこで何をしたのかがはっきり思い出せません。昨年の秋頃には、今、自分がここに存在しているという実感がなくなり、自分の意識とか魂は別の世界にあって、心を離れた体だけが、ここに存在していて体が惰性で動いている、あるいは、頭の中とは関係なく勝手に口が動いてものを喋っているという不思議な感覚に陥りました。その後、生活習慣を少しずつ改めて、健康を回復しつつあります。
 思い出してみれば、よく働きました。働きすぎて内臓を壊して、右目の奥には水がたまって物がゆがんで見え、ついには記憶も薄らぐような状態になりました。命をお金に代えながら収入を得ていました。
 30代の10年間は「迷い」でした。いろいろな手法を駆使して、試行錯誤を繰り返しながら問題を解決していきました。40代の10年間は「頑固」でした。30代の経験を生かして、手法を固定したら何が何でもその手法でやり通しました。成果はあがったものの、敵が増えました。半分が味方で、残り半分が敵。それでよし、という考え方でスタートしましたが、10年経ってみれば、ほとんどが敵になっていました。50代のこれから10年間は「バランス」になると思います。白でもない黒でもない、灰色の決定をどの位置で妥協して決めるかです。
 昨年は、体がふらふらで、自分は50代でぽっくり死ぬのではないだろかと毎日考えあぐねていました。今は健康が回復してほっとしています。三途の川の3km手前まで行ってきた感覚です。物語の主人公である佐伯部長は自信過剰でエネルギッシュです。典型的な会社人間です。全体の381ページのうち、80ページまで読んだ段階で、この小説は名作になるとわかりました。アルツハイマーの彼が運転する車は怖い。やさしい奥さんには拍手を送りたい。自分がもし徐々に記憶を失う病気にかかったらどうしようと腕を組みながら考え込みました。読み進むけれど、哀しくて、つらくて、そしてスリルもある。
 日記の日付が進むのが怖い。10月9日から始まる。そして、4月27日が最後となる。だんだん破滅が近づいてくる。ホラー(恐怖)小説のようでもある。星野富弘著「風の旅」を思い出す。車椅子の障害者になった彼の言葉。「川に流された。元の岸に戻ろうとしたら溺れそうになった。あきらめて力を抜いたら楽になって知らない岸に流れ着いた。もう元の岸には戻れない。新しい岸で生活することにした。」そんな内容だった。佐伯部長は悪あがきをしている。そんなことをしているとバチンと死んじゃうぞと、読み手のわたしが彼に警告をだす。
 わたしは、50歳が近づいてきて、頭に突如として浮かんできたことがあります。いままでの50年間をすべて忘れたい。0から再びスタートしたい。この作品と類似の小説で「博士が愛した数式」小川洋子著があります。記憶って何だろう。わたしの体がわたしの脳に忘れたいと訴えてきます。250ページに「記憶は大切」という答を見つけました。近い将来に楽しみをつくっておく。それが記憶喪失を防ぐ有効な手段になりそうです。
 352ページ、アンデルセン著「マッチ売りの少女」最後付近のシーンが思い浮かびました。1本ずつするマッチの炎の中に夢や希望が浮かんでくる。
 すばらしい作品でした。

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明日の記憶

2021/03/13 10:50

泣きました

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

重いテーマにも関わらず、荻原浩さんらしくユーモアのある語り口で、重苦しくなりすぎない。けれど、深く考えさせられる。陶芸教室でのエピソードなど、胸が痛む。ラスト1行で涙腺が決壊した。色んな人にお薦めしている。

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明日の記憶

2021/01/16 17:50

切ない想い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰もがまさか自分が?と思うのではないでしょうか。
否定から始まり、いつしか現実を受け入れていく過程が切ない気持ちになります。
本人も勿論とても辛い事実ではあるけれど、その人を愛する相手にもかなり苦しく厳しい事だと思います。
ある意味、光が感じられるようなエンディングではありますが、どこかやり切れなさが残る一冊。

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