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3件
彼女の家計簿
著者 原田ひ香
シングルマザーの里里の元へ、疎遠にしている母親からぶ厚い封筒が届く。五十鈴加寿という女性が戦前からつけていたという家計簿だ。備考欄に書かれた日記のような独白に引き込まれ読み進めるうち、加寿とは、男と駆け落ち自殺したと聞く自分の祖母ではないかと考え始める。妻、母、娘。転機を迎えた3世代の女たちが家計簿に導かれて、新しい一歩を踏み出す。
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彼女の家計簿
2022/09/18 06:55
彼女の家計簿
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投稿者:まきちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の「三千円の使いかた」を読んで
とても読みやすく面白かったので
この作品を手に取りました。
まだ、読書途中ですが
興味深く 面白いので
あっという間に読めそうです。
彼女の家計簿
2022/11/21 22:41
夢中になって読み進めました
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みすず - この投稿者のレビュー一覧を見る
強くしなやかに生きる女性が描かれていて、原田さんらしさが感じられる本でした。二つの時代を交差しながら話が進み、重層感のある物語に仕上がっていると思います。読後の満足感が得られる本に出会えて良かったです。
彼女の家計簿
2023/04/02 12:22
「三千円の使い方」の著者の作品です。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「三千円の使い方」の著者、原田ひ香さんの作品です。
「三千円の使い方」「アイビーハウス」に続いて3作目です。
共通しているのは、お金の使い方を考証していること。
家計簿の記述と地の文と行き来するので読みにくい。
さらに、主人公が何人かいるのでわかりにくい。
「三千円の使い方」の方が読みやすかったな、と思ってみたら、
本書は著者の初期の頃の作品なんですね。