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くるい咲き~越前狂乱~
著者 大塚卓嗣
元亀元年(1570年)、朝倉家家臣の小林吉隆は、織田家との合戦中、富田長繁に命を救われる。世の道理を重視する吉隆だが、忠に薄く戦好きな長繁とは、不思議と馬が合った。しかし、崩壊へと向かう朝倉家に見切りをつけた長繁は、織田方へと寝返ってしまい……。朝倉家滅亡後の越前に、大戦乱を起こした猛将・富田長繁。七百vs.十万という圧倒的劣勢の中、戦国最凶の男が魅せる蛮勇とは? 息をもつかせぬ圧倒的合戦譚!
くるい咲き~越前狂乱~
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くるい咲き 越前狂乱
2018/08/17 18:58
この滅茶ぶりはどうだ!
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のりちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いかに戦国時代と言っても富田長繁の獣のような武者ぶりは読んでいて気持ちが悪い。こん人間をどうして書きたかったのか作者の真意がよくわからない。そしてこれでは、越前(福井県)の評判が落ちるだけではないか。下剋上とはいいつつも先が見えていない考えていない人間が一つの組織や国の覇者になるとは考えにくい。
それにしても朝倉家はみじめでした。勢いを失い、タイミングを失した家はこのような時代は厳しいものである。