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歴史検証 なぜ日本の野党はダメなのか?~「自民党一強」を支える構造~
著者 倉山 満
政党とは本来、政権を目指して集まった集団である。つまり、与党になって政策を実現するからこそ存在価値を持つ。だが、日本の野党は政権を取る意志に乏しく、歴史的に常に弱い。一方、自民党は昭和30年に結成されて以降、野党であった期間は5年に満たない。民主政治とは、選挙による政治を指す。そして民主政治には、健全な批判勢力が必要となる。政治を諦めないために、歴史から何を学べるか――。憲政史家とともに考える一冊。
歴史検証 なぜ日本の野党はダメなのか?~「自民党一強」を支える構造~
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歴史検証なぜ日本の野党はダメなのか? 「自民党一強」を支える構造
2023/03/17 18:35
ダメなのヮ野党だけだろうか
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の野党ヮ駄目であることが、
「自民党一強」状態を生ぜしめている
という論旨の本です。
ただ、2009年に民主党に政権交代を
実現させてしまった自民党がダメでヮない、
などとヮ到底思えないので、日本の与野党ヮ
ダメさを競っているということになるのでしょう。
歴史検証なぜ日本の野党はダメなのか? 「自民党一強」を支える構造
2022/04/24 13:29
ここまで痛烈に野党を斬るとは!国民の気持ちを代弁しています
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の国政で、なぜ野党は強くないのか?この疑問に、著者が丁寧に歴史を紐解き、各時代の野党について説明、ならびに評している1冊です。
しかし、辛辣です。過去の日本の野党の情けなさを、ここまで痛烈な文章で批判するとは!著者が容赦なく過去の野党を斬り捨てています。そこまで言わなくても、とつい思ってしまうレベルです。
「今の与党政権にも不満だけど、だからといって野党に期待できないよ。与党の方がマシ」という多くの国民が内心思っている気持ちを、著者が見事なまでに代弁した1冊です。ぜひ数多くの方々に読んでいただきたいです。