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浮世小路の姉妹
著者 佐伯泰英(著)
町火消い組の鳶見習の昇吉は、老舗料理茶屋加賀屋うきよしょうじの姉妹、お佳世とお澄を知る。半年前の火事で両親と店を失った姉妹は、未だ火付けの下手人に狙われているらしい。い組の若頭吉五郎の命で下手人を探ることになった昇吉。探索の過程で、昇吉はお澄に関するある真実を知ることになる――。大江戸日本橋を舞台にした若者たちの、初々しく力強い成長の物語。
浮世小路の姉妹
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2022/06/30 19:02
うきよしょうじ
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ken - この投稿者のレビュー一覧を見る
「新酒番船」「出絞と花かんざし」に続く佐伯泰英の一冊読み切りシリーズの第三段。町火消い組の新入り昇吉は、老舗料理茶屋「うきよしょうじ」の姉妹を知る。半年前の火付けで両親と店を失った姉妹は、店を再建できずにいて、それはいまだ火付けの下手人が捕まらないからかあるいは下手人に狙われているからか?い組の若頭に命じられ昇吉は下手人を探索することになる。探索の過程で昇吉や姉妹が若々しくそして力強く成長していく。いつもながらの圧倒的なヒーローの活躍はなくても読みごたえのある大三段でした。ちなみに「うきよこうじ」かなと最初思ってましたが、「うきよしょうじ」は店名でした。