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電子書籍

失われた町

著者 三崎亜記

ある日、突然にひとつの町から住人が消失した――三十年ごとに起きるといわれる、町の「消失」。不可解なこの現象は、悲しみを察知してさらにその範囲を広げていく。そのため、人々は悲しむことを禁じられ、失われた町の痕跡は国家によって抹消されていった……。残された者たちは何を想って「今」を生きるのか。消滅という理不尽な悲劇の中でも、決して失われることのない希望を描く傑作長編。

失われた町

税込 660 6pt

失われた町

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評価内訳

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紙の本失われた町

2011/02/10 17:12

大切な人を失った人々の、哀しくも力強い物語

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YO-SHI - この投稿者のレビュー一覧を見る

 私には、すごく面白かった。「私には」とわざわざ付けたのは、これはダメな人には徹底的にダメだろう、と思ったからだ。その理由は、本書の独創性にある。ジャンル的にSF、恋愛小説、サスペンス、ミステリー、ヒューマンドラマ、本書はこれらの境界にあって、何か1つのものだと思うと非常に宙ぶらりんな感じなのだ。

 また、「町が消滅する」という設定はともかく、「消滅耐性」「別体」「余滅」など、独創的な設定と造語が多い。それが、冒頭の「プロローグ、そしてエピローグ」という章に頻出するのだから「ついていけない」と思う人もいるはず。実際、私も面くらってしまった。

 しかし、ここで挫けずに先へ進もう。章題で分かるように、これはエピローグでもある。すべてが終わった後にここに戻ってくる。その時にはちゃんと分かる、もっと感慨深いシーンとなっているはずだ。

 物語の舞台は、日本によく似た別の場所。そこではおおよそ30年に1度、町が消滅する。正確には、その町の人間だけが忽然と消える。どうしてなのか、消えた人たちはどうなるのか、そういったことは分からない。その他大勢の人々は、消えた町のことは禁忌として扱い、自分とは関係ないと思うことで、この不気味な出来事と折り合いをつけている。

 本書の主人公たちは、多くの人が関わりを避けようとする中、「町の消滅」に立ち向かう人たちだ。消滅を予知・対処する「管理局」の桂子、消滅の防止を研究する由佳、消滅した町を見下ろすペンションで働く茜。これ以外にも多くの人が、それぞれの立場で「次の町の消滅」に立ち向かって生きている。

 とは言っても、本書は「町の消滅」の防止の実現を描いたサクセスストリーではない。消滅によって大切な人を失った、残された人々の「喪失」と「回復」を描く。

 人は大声で泣いて悲しむことを経て、「喪失」から立ち直るものだと思う。しかし、ここの人々はある理由から、失った人を悲しむことさえ禁じられている。

 大切な人を失った女性たちの凛とした姿が美しい。その美しさが哀しい。

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紙の本失われた町

2016/05/29 16:03

喪失と希望の物語

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

いつかは私たちも失われる。

それまでに大切な者を失う経験もしていく。

三崎亜記氏らしい抑えた調子で書きつづられる物語。

好みは分かれるかもしれませんが

物悲しくも希望を持ち続けることの大切さを

穏やかに静かに教えてくれる作品でした。

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紙の本失われた町

2015/03/16 23:24

評価が難しい・・・

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

一応、3/5点にしましたが、この作品は評価が難しいです。

本作品はざっくり言うと、プロローグ、本編、エピローグの3部構成になっていて、町の消滅を前にした人々の群像劇になっています。造語が多く、「町」の描き方は三崎作品らしさがひしひし伝わってきて、全て読み終わった後、この3部構成に納得して感動します。

ただし、全編通して非常に悲しい物語です。もう少し、町の消滅を食い止める希望が描かれていれば、おそらく満点をつけていたと思います。

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