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彰義隊遺聞
著者 森 まゆみ
150年前の5月15日、江戸の町は戦場と化した。西郷率いる新政府軍に彰義隊らが立ち向かった上野戦争。いまも銃痕や刀傷が建物に残る。戦争の様子はどのようであったのか。たった一日で制圧されたが故に「烏合の衆」と蔑まれてきた彰義隊の真の姿とは。当時を知る人々の貴重な証言と、膨大な資料をもとに検証する迫力のドキュメンタリー。教科書では学べない、生きた歴史の手触りが感じられる本。
彰義隊遺聞
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紙の本彰義隊遺聞
2023/08/24 19:48
彰義隊遺聞
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
谷中、根津、千駄木で生まれ育ち、地域密着でライターとして活動してきた著者が、間接的に彰義隊のことを聞かされてきた地域の人々から証言を集め、彰義隊について書いた本。著者は彰義隊に対する思い入れもありつつ、戦いで迷惑をこうむる町人の証言も取り上げている。
彰義隊の戦いは上野だけでなく、周辺の地域でも戦われていることなど、新しく知ることができてよかった。