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あのこは貴族
著者 山内マリコ
東京生まれの華子は、箱入り娘として何不自由なく育てられたが20代後半で恋人に振られ、焦ってお見合いを重ねた末にハンサムな弁護士「青木幸一郎」と出会う。一方、東京で働く美紀は地方生まれの上京組。猛勉強の末に慶應大学に入るも金欠で中退し、一時は夜の世界も経験した。腐れ縁の「幸一郎」とのダラダラした関係に悩み中。結婚をめぐる女たちの葛藤と解放を描く、渾身の長編小説。
あのこは貴族
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2021/07/27 21:39
読んでよかった
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍以前の東京の、友情とフェミニズムのお話。映画は観ていませんが、とても楽しく一気に読めました。男性も楽しめる内容だと思います。
あのこは貴族 Tokyo Noble Girl
2021/05/06 13:09
ネタばれ含む、感想です
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sankaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
お金持ちや高学歴など、社会的な身分の高い人たちの世界も、なかなかつまらない、ということが分かった。
有名な映画「タイタニック(1997)」にも、上層階級の世界はあまり面白くない、という表現があったと記憶している。
主人公の華子さんが鳴り物入りで結婚式を挙げたのに、すぐに離婚してしまったのは、かなりのありゃりゃりゃ感があった。
この小説はそんな世界を非常に上手く描写できていたように思う。
しかし、「終章 一年後」では、主人公たちが自分に合った生き方や仕事を見つけ、とてもいい感じに人生を送れている様子が窺えた。
【私たちは、自由な場所へと向かって歩き始める】
隣町の大きな映画館でこの作品を知りました。
映画の方はまだ観ていないけれど、DVDやブルーレイが発売されたら、是非入手したいと思います。
あのこは貴族 Tokyo Noble Girl
2021/03/06 23:18
女子最高!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りりあ - この投稿者のレビュー一覧を見る
20代女子の間のギャップが面白く、読みやすかったです。たくさん悩んで喋って行動に移していく登場人物を客観的に見て、女子最高!と思いました。