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家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか(集英社シリーズ・コモン)
著者 アンジェラ・サイニー , 訳:道本美穂
上野千鶴子氏絶賛!
「家父長制は普遍でも不変でもない。
歴史のなかに起源のあるものには、必ず終わりがある。
先史時代から現代まで、最新の知見にもとづいた挑戦の書」
男はどうしていつも偉そうなのか。
なぜ男性ばかりが社会的地位を独占しているのか。
男性が女性を支配する「家父長制」は、人類誕生の時から続く不可避なものなのか?
これらの問いに答えるべく、著者は歴史をひもとき、世界各地を訪ねながら、さまざまな「家父長制なき社会」を掘り下げていく。
徹底した取材によって見えてきたものとは……。
「抑圧」の真の根源を探りながら、未来の変革と希望へと読者を誘う話題作!
家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか(集英社シリーズ・コモン)
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家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか(集英社シリーズ・コモン)
2025/02/02 09:10
家父長制は必然ではない
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投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
家父長制の起源そのものは明確になったわけではないですが、家父長制というものが、必然的なものではないということを明らかにしようとした本です。1980年のイランの革命のときに起きたことやイスラム教での女性の扱いについて、宗教そのものが必ずしも女性を抑圧するものではないということなんかがわかりました。